倉永美沙プロフィールとバレエの経歴!身長や年齢は?SKIIのCMも紹介!

近年、日本人バレリーナが海外で活躍する姿が見られるようになりました。日本人としても世界の芸術の場において日本人のバレリーナが認められるというのはとても誇らしいですね。

今回は、日本人体型というコンプレックスを抱えながらも、諦めずに努力を重ねた結果としてアメリカの有名バレエ団で見事プリンシパル(バレリーナの最高位)の座で活躍している倉永美沙さんに注目して見たいと思います。

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 倉永美沙(くらながみさ)プロフィール

生年月日:1982~1983年(35歳 2017年現在)

出身:大阪府出身

身長:156cm

職業:バレリーナ

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現在、アメリカの名門バレエ団ボストン・バレエ団のプリンシパル(最高位)ダンサーを務める倉永美沙さん。以下、倉永さんの生い立ちからバレエの経歴を紹介します。

1987年、大阪市で生まれる
1990年、地主薫エコール・ド・バレエに入学
1993年、第3回中部日本全国バレエコンクール第1位受賞
1997年、第54回東京新聞主催全国舞踏コンクール第1位受賞/東京都知事賞受賞 文部大臣賞受賞。
第7回全国バレエコンクールinNagoya第1位受賞。
2001年   第29回ローザンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞を受賞。
第9回モスクワ国際バレエコンクール(女性ジュニア部門日本初)金賞を受賞。
スカラーシップでサンフランシスコバレエ団にて1年間レッスンを受ける。
2002年   スクールオブアメリカンバレエで研修。
2003年   ボストンバレエ団へ入団。
2006年   ジャクソン国際バレエコンクールゴールドメダル受賞(女性シニア部門日本初)
2009年   ボストンバレエ団にてプリンシパル(最高位)ダンサーへ任命される。

モスクワ国際バレエコンクールの女性ジュニア部門/ジャクソン国際バレエコンクールにて女性シニア部部門で日本人初の金賞を受賞

アメリカで活躍している日本人の中から、雑誌ニューヨークタイムズの中で1年間に掲載された日本人として第10位を記録をされたこともあるということで、倉永さんはアメリカではかなり知名度が高く注目されているようですね。

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日本人バレリーナの体型の悩み

世界のバレリーナの身長の基準は、165センチだと言われています。欧米の有名バレエ団では170センチを超えるダンサーもいるほど、ダンサーも高身長化しているようです。日本のバレエ団はというと、平均ももう少し低い傾向にあります。

そんな中で、近年多くの日本人のバレリーナの海外での活躍が目立っています。

生まれつきの体型の違いの大きさは日本人バレリーナ本人たちが十分に感じているようです。

欧米女性の特徴として、小顔で長身、まっすぐで細長い手足。そんな彼女たちに混じって舞台に立つこと、それ以前にバレエ団のオーディションで合格するため、多くの場合は劣等感を感じながら、周りとも自分自身とも戦う強い信念が必要です。

倉永美沙さんのコンプレックス

日本人バレリーナが海外の華麗なバレエの世界で活躍しようとこ思うと、やはり身長が問題になってくるのがお分かりいただけると思います。

そんな中、日本人の中でも平均以下の身長156cmの華奢で小柄なバレエダンサーがいます。

倉永美沙さんはアメリカ合衆国マサセッチュー州のボストンバレエ団に所属。それもプリンシパル(最高位)として活躍されています。

倉永さんのコンプレックスは身長や華奢な体型だけではなく、欧米の女性に比べて控えめな目鼻立ちもありました。

倉永さんのバレエの技術や実力は認められながらも、プロのバレリーナとして世界の舞台で活躍するという夢にとって、日本人として持って生まれた要素がなんども邪魔をしてきました。

それでも挫折を経験しながらも諦めることなくチャレンジし続けた結果、アメリカの名門の一つボストンバレエ団でアジア人初のプリンシパルとなりました。

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日本と海外との評価の違い

倉永さんはバレリーナとして十分に素質があると日本では確実に評価されていました。

でも世界の舞台を目指すためには、厳しい現実が待っていました。

17歳の時にはバレリーナへの登竜門と言われるローザンヌ国際バレエコンクールで”プロ研修賞”を受賞を獲得し、サンフランシスコ・バレエ団に入団し研修を受けましたが、ほとんど役を与えてもらえないという惨めで辛い経験をしました。

彼女の内面の強さが「諦める」ということを自分にゆるしませんでした。日本に戻り、日本で再スタートを斬ることも安全な道として選択肢にはあったのでしょうが、彼女が選んだ道はアメリカに停まることでした。

世界の名門バレエ学校やバレエ団では特にダンサーの体型に対する評価は厳しく、結果として倉永さんはシーズンの終わりに解雇されることに。

“スタイル(体型)を変えないと、この国ではバレリーナとして生きていけない!”という厳しいお言葉までいただいたとか。

世界的なバレエのコンクールで入賞することができたというのに、こんなことになるとは自尊心も相当傷ついたことでしょう。

それでも負けずに戦い続けたのが倉永さんの芯の強さです。

倉永さんは7歳の頃から思い描いた”バレリーナになる”という夢を、挫折を繰り返し、変える事のできない体型すらをも克服して、夢を叶えました。
どうしてそんなことができたのでしょう。彼女の答えは簡単でした。
「バレエが私のやりたいことだったから。」

「私の体格はバレエをするのに完璧なプロポーションではないのです」

このセリフから受け取れるメッセージを多くの若者のみなさんに深く感じてもらいたいです。
倉永さんは、自身がコンプレックスだと感じて来た体型を彼女の持ち味として魅力に変えたのです。

CMの中で、長身の欧米ダンサーの中で主役を演じる小柄な倉永さんの姿には鳥肌が立つ程感激しました。彼女の強さと人の何倍もの努力が、幼い頃からの夢へと彼女自身が導き勝ち取った栄光の舞を見せてくれています。

倉永さんからのメッセージ

「運命は生まれながらに決まっているものではなく、変えていくものなのだ!」

倉永さんは、ご自身の運命をご自身の手で変えていきました。

悩んでも変える事ができない生まれ持ったコンプレックスを乗り越えて、ご自身運命を変えたのです。

諦めないという決断をするのもあなた自身。

「私はできる。」と自分を信じるのもあなた自身です。

『何より必要だったのは、鏡の中の自分に向かって「私はできる。」ということでした。』

(倉永美沙さんのインタビュー『SKⅡサイト』より引用)

ここで倉永美沙さんが出演する、感動のSKllのCM動画を紹介させていただきたいと思います。

また、倉永さんはディズニージャパンのバレエレッスンDVDにも出演されています。

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