平昌オリンピック韓国の特別帰化制度と選手の人数は?日本人帰化選手は?

オリンピック出場に特別帰化という制度があったということをご存知でしょうか。

今回の平昌オリンピックで、初めて『特別帰化』耳にした言葉かもしれませんが、『特別帰化』という言葉をはじめて聞いたという方もいるかもしれませんね。

韓国代表選手の中の10パーセントは、『特別帰化制度』でオリンピック出場のために韓国籍を取得した選手とのことですが、一体どのような制度なのでしょうか。

今回は、オリンピック出場の『特別帰化制度』についてお伝えしていきたいと思います。

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そもそも、帰化って何?

ある国家の国籍を有しない外国人が、国籍の取得を申請して、ある国家がその外国人に対して新たに国籍を認めること。 (Wikiペディアより)

 

国によっては二重国籍は認められておりませんが、『特別帰化』という制度においては、

外国籍の選手に対して、オリンピック出場エントリーから開催期間を見越して、特別に帰化させるという処置が行われるようです。

特別帰化制度のメリットは?

平昌オリンピックでは、韓国の特別帰化選手の活躍が目立っていますが、これは韓国のみでなく特別帰化制度を使って韓国籍でオリンピックに参戦している選手にもメリットがあります。

特別帰化制度を利用している選手は、本来自分の国籍がある祖国ではオリンピック代表にはなれないが、韓国でなら代表に上がれる実力を認めてもらえ、オリンピックという舞台で戦えるというメリットもあります。

レベルの高い時刻では有力選手たちに埋もれてしまいオリンピックに出場することはできないけど、国を変えればオリンピック出場への切符を手に入れることができるという選手も中にはたくさんいるのです。

今回、平昌オリンピックに出場する韓国選手は総勢約150名。そのうち『帰化選手』は15名と、1割ということになります。

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平昌オリンピックに日本から帰化選手の出場は?

今回平昌オリンピックへは日本選手として帰化選手の出場はありません。

ただ、現在日本で活躍している帰化選手というと、卓球の張本智和選手(中国出身)が思い浮かびます。

張本智和選手は日本代表として2020年の東京オリンピックに出場することになるのでしょうか。

この特別帰化制度も賛否が分かれているようですね。

選手本人にとってのメリットそして、国家として参加するスポーツの祭典という違う視点で見ると、解決は難しいようにも感じます。

第三者から見ると、純粋に国家としての勝利として認めることが容易でないというのも理解できます。

アイスダンスペアやフィギュアスケートペアの場合は?

選手がペアで出場するスケート競技のアイスダンスやフィギュアスケートペアでは、違う国籍同士で組んでいるペアの選手もいます。

そういった場合の大会への出場はどんな制度があるのでしょうか。

ISUの国際大会においては、どちらか一方の選手の国籍で、もう一方の選手の国籍に関係なく参加することが可能です。

ですが、オリンピックには違った規定があり、2名ともが自国籍でないとその国の代表として出場することができません。

 

フィギュアスケートペアで韓国籍の女性スケーターと組む、男性スケーター二人も目立っていますね。

韓国フィギュアスケートのミン・ユラ選手のパートナー、アレクサンダー・ガメリン選手とチ・ミンジ選手と組んでいるテミストクレス・レフテリス選手のお二人はアメリカ国籍の男性です。

お二人は、開催国に与えられる特権「追加定員」制度を利用して、平昌オリンピックに参戦しています。

平昌オリンピック韓国籍帰化選手の出場種目は?

平昌冬季オリンピック組織委員会の集計によると、以下の5種目で「優秀選手特別帰化」が出場します。

  • アイスホッケー
  • バイアスロン
  • スキー
  • アイスダンス
  • リージュ

特に男子アイスホッケーでは、25人中7人がもともと外国籍の「優秀選手特別帰化」選手が出場しています。

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