日本では、2017年10月の天候不良で去年に引き続き、2018年に入ってからも春野菜が出回るまで野菜の高値に悩まされましたね。冬から春にかけての野菜の高騰に悩んだ後、ほとんどの年は春野菜の入荷で一旦価格が落ち着きます。でも次にくる野菜の価格が再度高騰する時期がきます。その時期と野菜の高騰時にできる節約対策をお伝えしたいと思います。
目次
キャベツなど葉物野菜が高くなる理由は?
栄養もあって、もちもよくて、カサもあるお助け食材の一つとしてあげられるキャベツ。そんなキャベツが高い時期が続いていましたね。
キャベツの価格が高騰すると、節約の強い味方だと思っていたキャベツが高級野菜となり、主婦としては毎日の料理にかな〜り悩まされることになります。
野菜の価格の高騰の原因といえば、やはり収穫量の減少です。その背景にはその野菜の育つ時期の天候が挙げられます。
9月〜10月にかけて育つキャベツの場合は、台風の影響が大きいようです。雨が多く日照量が少ないとキャベツの収穫には大被害となります。
2018年夏野菜の価格も急騰?
野菜の価格の高騰といえばキャベツをはじめとする葉物野菜を思い浮かべる方が多いですが、実際には価格の急騰は夏野菜にも起こり得ることなのです。
春野菜の販売が始まって、葉物野菜の価格が下がったと思って安心していられるのも束の間。次は夏野菜の価格急騰の心配をしなければなりません。
夏野菜で価格の影響を受けやすいのはキュウリ、ピーマン、トマトなどです。
夏野菜の価格高騰の原因となるのは、梅雨時期(多すぎる雨)の影響と猛暑で雨が降らない場合の両方が考えられます。
夏の悪天候の影響が野菜の価格に反映されるのは、8月後半のお盆のあたりからとなりそうです。
野菜価格の高騰を乗りきる節約対策
日持ちする野菜は少しでも安いときに特化で買いだめ。カット野菜、乾物、冷凍野菜など様々な工夫で節約しながら賢く野菜の高騰を乗り切りたいものですね。
野菜の直営販売所や道の駅を利用する
産直野菜販売所が近くにあるとは限らないので、全員におすすめする事はできないのですが、スーパーで買うより断然安いです!その上超新鮮なので、この時期に限らず近くにないか調べておくと良いですね!
自然食材店や地域の八百屋さんもチェック
オーガニックの野菜や八百屋さんに並ぶ野菜はスーパーの野菜に比べて割高感があるという方も多いかと思いますが、市場の動きが直に反映するスーパーに比べ、普段は特別感のある野菜は悪天候による影響を受けにくいという場合もあります。
近所のスーパーの見切り野菜もチェック
スーパーのワゴンに並ぶ見切り品コーナーも確認する価値ありです。売れ残りの野菜ではありますが、十分にいただくことができる状態のものしか見切り品コーナーには並びません。それなのに通常価格の半額程度の値段に下げられますのでお得感◎です。
普段からご近所のスーパーで見切り品が並ぶ時間帯を調べておくことをお勧めします。見切り品コーナーに野菜を並べるのが朝一というお店もあれば、夕方というお店もあります。
野菜価格高騰中のおすすめ代用品
カット野菜
カット野菜の場合は一袋の価格が契約で決まっているため、収穫量が販売価格に直に影響しにくいようです。「キャベツ」も、サラダ用、炒め物用など用途によって違う大きさで用意されたものがいく種類も袋入りで販売されています。
キャベツが高いと思った時には、一度カット野菜のコーナーもチェックしてみてくださいね。
もやし
価格の変動が少なく、とにかくいつでも安いもやしは主婦の嬉しい味方となってくれますね。
切り干し大根
低価格で、意外と大活躍してくれる切り干し大根。水に浸すとかさがまし、炒める、煮る、そのままサラダとして、お漬物として、など様々な用途で利用できます。
水菜やハーブなどの葉野菜
ハウス栽培の水菜やハーブなどの野菜は天候の影響を受けにくい種類の野菜として分類されます。水菜は、サラダとしてはもちろん、お鍋の材料、味噌汁の具材としても利用でき、様々なメニューで重宝します。
ベビーリーフ・スプラウトを家庭菜園で栽培
狭いスペースで小さなプランターや容器を利用して栽培することができるベビーリーフやブロッコリーなどのスプラウト野菜は、簡単で成長も早く家庭栽培にもオススメです。
ニンジン・大根などの根菜
葉物野菜と比べ野菜が天候の影響を受けにくいのがこれらの野菜です。根菜は通年を通して主婦の強い味方となってくれますね!
冷凍野菜
普段は値段が高いし、量も少ないしという理由で冷凍野菜をあまり利用されない方も、野菜価格の口頭で悩んだ時には冷凍野菜の価格もチェックしてみてくださいね。「あれっ?こっちの方が安い上に便利」なんて思われるかもしれませんよ。
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