ユース・アメリカ・グランプリの最終選考に残った6人の子どもたちを追った映画『ファーストポジション夢に向かって踊れ!』に出演したことで、キュートな笑顔と美しくダイナミックな踊りで、日本中のバレエ女子を魅了したミコ・フォーガティさん。
映画の出演後も数多くの国際コンクールに挑戦し、輝かしい結果を手にしたミコさんの現在と、ミコさんがバレエのために心がけていることについてお伝えしたいと思います。
目次
ミコ·フォーガティ|プロフィールと略歴
名前:ミコ・フォーガティ(miko fogarty)
生年月日:1997年5月23日
イギリス、ロンドン生まれ
父親はイギリス人の実業家、母親は日本人の元プロのピアニスト。
2歳からサン·フランシスコで育つ。スイス·英国·日本の国籍を持つ。
ロシア人コーチ、ヴィクター·カバナイエフにバレエを習う。
12歳からは一日4~5時間のバレエのレッスンを受けるためにホームスクーリング(学校に通わず自宅で学習する学習方法)に切り替える。
2008年から毎年英国ロイヤル·バレエのサマースクールに参加。
バレエコンクール受賞歴

2009年 ワールド·バレエ·コンペティション/金メダル
2010年 YAGP(ユース·アメリカ·グランプリ)/銅メダル
2011年 ワールド·バレエ·コンペティション/金メダル
2012年 ヴァルナ·インターナショナル·バレエ·コンペティションメダル/銅メダル
2013年 ローザンヌ国際バレエコンクール/ベスト·スイス·ダンサー
モスクワ·インターナショナル·バレエ·コンペティション/金メダル
2014年 ヴァルナ·インターナショナル·バレエ·コンペティション/銀メダル
現在はバレエ団所属
2015年 バーミンガム·ロイヤル·バレエ団入団/現在:同バレエ団アーティスト
*アーティスト…バレエ団によっては、ダンサーの階級について固有の呼び方があります。主役級のエトワールやプリンシパル、それに次ぐのが準主役級のソリスト、そしてコール·ド·バレエ(群舞)を踊るカドリーユ、アーティストなどに続きます。
ミコ・フォガティ、現在は医者を目指す大学生!?<2018年8月追記>
ミコさんは、現在は現役ダンサーとしての活動はされていないようです。お住いはアメリカ合衆国カリフォルニア州のサンフランシスコ郊外で学生さんをされているようですね。
現在、ミコさんは21歳(2018年8月現在)。
ミコさんはカリフォルニア大学バークレイ校で生物学(1年目)学んでおり、医学部を目指しているそうですよ!
ちなみにミコさんの弟のJule(ジュール)さん(19歳)も、同大学で経済学を学んでいるのだそう。
バレエには現在も携わっており、バレエを指導しており、マスタークラス(上級クラス)を教えたり、ワークショップを開いてダンサーの指導をする立場として活躍されているようです。
サンフランシスコのベイエリアで新設されたバレエスクール”San Jose Dance International School)”の芸術ディレクターとしても活躍されているそうです。
バレエは現在でも大好きで、教えることを楽しんでおり、ミコさんは以下のようにコメントされています。
バレエは私のパッション(情熱)!教えることも最高に楽しい!
こちらのミコフォガティさんに関する新情報は、”Pointe magazin”というバレエ雑誌に掲載され、公表されていました。
ミコさんのワークショップは大人気で受講生が各地から集まるようですよ!日本でも定期的にワークショップを開いてくれたら嬉しいですね!
そして、バレエとは全く違う方向でありながらも、新しいキャリアへ向かうミコさんを応援し続けたいですね。
バレエで幼い頃から培ってきた”地道な努力を続ける忍耐力”が、ミコさんの学習にも大きな自信と力となっていることでしょう。
YAGPの後はローザンヌ国際コンクールに出場(2013)
本ドキュメンタリー映画が日本で公開された頃、ミコさんはヴァルナ国際バレエコンクールを銅賞を受賞し、続いてローザンヌ国際バレエコンクール(2013年)に初挑戦することが話題になっていました。
初めてローザンヌ国際バレエコンクールに出場されたミコさんは、見事ファイナリストに残り、ベスト・スイス賞を受賞しました。
2013年度のローザンヌ国際バレエコンクールは、女子に厳しかったのか、ファイナルに残った20名中、女子はたった6人でした。その中の一人がミコだったのです!
コンクール決勝のファイナルの動画をこちらに掲載します。
当時のミコさんは17歳でした。とても素敵です。
ファイナルの受賞者も1位のアドナイ·シルバさんをはじめ、男子勢が優勢という結果となりましたが、ミコ·さんはスイス国籍での参加により「ベスト·スイス賞」を受賞されました。日本に縁があるコンクール参加者がベスト・スイス賞を受賞されたのは取られるのは初めての事でした。
*ローザンヌ国際コンクールで与えられる賞の一つで「ベスト·スイス賞」というのは 、コンクール開催地である地元であるスイス国籍での参加者者にのみ贈られます。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団に入団(2015)

ミコさんは2015年にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団にアーティスト(ソロを踊る機会もあるコールドダンサー)として入団されるという事を発表されました。
これまで多くの世界の有名なコンクールで受賞してきたミコさんには、様々なバレエ団からのオファーもたくさんあったと想像ができますが、ミコさんがどこのバレエ団を選ぶことになるのかのニュースを心待ちにしていたファンの方にも嬉しいニュースでしたね。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のアーティストとしての活躍されるとのことで、ミコさんご本人もSNSで喜びを伝えておられました。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団について
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団は、アジア系のダンサーさんが多数活躍されているバレエ団で、あの吉田都さんもプロとしての最初の活躍はこちらのバレエ団から始められ、その後、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルに上り詰められました。
ミコさんにも、いずれそんなチャンスが巡ってくるかもしれないですね。
ミコさんの憧れのバレリーナは英国ロイヤル・バレエのマリアネラ・ヌニェスさん、アリーナ・コジョカルさんということなので、やはり名門英国ロイヤルは、ミコさんにとっても憧れなのかもしれません。
ミコさんのバレエのための心がけ
バレリーナを目指し、ミコさんに憧れる方もたくさんいらっしゃいますね。ミコさんがバレエのために心がけていることから、大事なことを学ばせてもらえそうです。
ミコさんがバレエのために気をつけていることは、
- 体に良い健康的なものを食べる
- 十分な睡眠をとる(コンクール前日は特に10時間は寝る)
- 怪我をしないように柔軟体操と準備運動をしっかりする
- マッサージも毎日するよう心がけている
- コンクール前日も10時間は寝る
というように、健康と体の状態をベストに保つための基本をしっかり守り、ご自身で体調管理をしておられるようですね。
ミコさんの踊りは丁寧かつダイナミック!しなやかな動きに釘付けになります。ミコさんのこれからのさらなる活躍をこころより願いたいと思います。
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