平昌オリンピックの次は平昌パラリンピックですね。メダル候補とも言われ注目されている選手の一人にアルペンスキー代表の森井大輝選手がいます。
アルペンスキー代表・森井 大輝選手)
森井 大輝選手は1980年7月生まれです。ということで、平昌オリンピックに出場される2018年は38歳ということになります
出身地は東京都。
現在はトヨタ自動車株式会社に勤務されており、所属も同会社のスキーチームです。
森井選手は4歳の頃からスキーを始め、後にはゲレンデスキーやモーグルスキー没頭するほどにスキーにのめりこみました。
高校2年生の時には、アルペンスキーでのインターハイを目指すほどのレベルとなりました。しかし、ちょうどインターハイを目指していトレーニングを重ねているころ、バイクの交通事故により脊髄損傷を負いました。
失意の中で、入院していた病院のベットで長野パラリンピックを視聴していたそうです。
そこで、障害を抱える様々な国の選手がゴール後に幸せそうな笑顔を見せているのを見て、こんな風に心から笑えるようになりたいと思ったのがきっかけで、チェアスキーのを始めることを決意しました。
森井選手の戦績
- ソルトレイクシティ・パラリンピックの回転で6位
- トリノ・パラリンピックの大回転で銀メダル
- バンクーバ・パラリンピックの滑降で銀メダル
- スーパー大回転で銅メダル
- ソチ・パラリンピックのスーパー大回転で銀メダル
を獲得しています。
ワールドカップの2011年~2012年シーズンの総合成績で金メダルを獲得。
目指すは、パラリンピックでの金メダルという森井選手、意気込みはバッチリです。
目指すはパラリンピックの金メダル!
「これまで世界タイトルも獲得したが、パラリンピックの金メダルをまだ持っていない。4年に1度しかない特別な大会で金メダルを獲得したい」
2002年に初めて、パラリンピックに出場された時は、周りの選手の体格を見て驚いた森井選手。
その時から、パラリンピックで優勝することを目指してひたすら筋トレを頑張ったそうです。
その当時の森井選手の体型は、身長171㎝に対して体重47㎏。
現在は、筋トレを重ねた結果体重を63㎏まで増やす事ができたのだそうです。
その筋トレというのが、結構なハードスケジュールをご自身に課しており一日6時間のトレーニングを週5日取り組んでいるのだそう。
そんな努力家の森井選手ですが、趣味の時間も大切にされています。趣味はカメラで、トレーニングを休むという週末はカメラを楽しむ時間を作るのだそうです。
このオンとオフの切り替えが、リラックスすることと大会での良い緊張感を与えるというバランスを取れた強い精神力を作ることに役立っているのでしょうね。
森井選手のご家族は?
既婚者であるという情報は見つけることができませんでした。
森井さんの家族については実家が建築業をしているそうで、家業をつぐため建築を専門とした高校に通っていたそうです。
怪我をしてからは、東京都立あきる野学園養護学校に転入されました。
森田選手とともの頑張るトヨタ
平昌パラリンピックで金メダルをめざす森井選手が、自動車開発の最前線にいる技術チームと協力して最高のチェアスキー開発に挑みました。その開発には2年間という月日を要したそうです。
試作品を雪上でテスト↓
空気を操る?そしてタイムを削る↓
部品を軽量化することでタイムを削る(技術者により部品一つ一つが丁寧に磨かれ、余分な箇所は削られるという作業が行われました。)↓
「平昌モデル完成」出来上がった部品を一つ一つ丁寧に組み立てていく。そして「平昌」モデルが完成!
平昌パラリンピックに出場するチェアスキーヤー・森井大輝選手。彼のために、自動車メーカー“トヨタ”の技術者40人以上が全面的なサポートをしている。トヨタの技術がつまった新型チェアスキーの秘密とは?https://t.co/59lAragrZs#theSOCIAL #チェアスキー #森井大輝 #トヨタ #平昌パラリンピック pic.twitter.com/qblrWr5A80
— NTV NEWS24 (@news24ntv) February 16, 2018
このように綿密な計画と確認作業を重ねて出来上がった森井選手のチェアスキー。TOYOTA、そして日本全国からの期待も高まっていますね。パラリンピック金メダルを目指す森井選手をぜひ応援したいと思います。
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