ワールドカップでは2014~15年シーズンから実施されている新競技のマススタート。スピードスケートの要素を持つ速さを競うスケート競技です。
大人数で一斉にスタートを切り、ゴールに向けた長距離走の駆け引きと、途中ポイントも付与されるというのが見どころの競技です。
オリンピックでは平昌で初めて行われる新競技となることで注目されています。
マススタートとは?
聞きなれない競技名ですが、こちらは平昌オリンピックからオリンピック種目として加わったっ種目で、
実は、実は日本のメダル獲得への期待は非常に高いとも言われている種目ですが、韓国のキム・ボルム選手にも注目が集まっており、日韓のメダル争いも注目されています。
では、マススタートを簡単に説明したいと思います。
マススタートのルール
マススタート=集団スタートという意味で、多数の選手がマラソンのように同時にスタートし、シングルトラックで滑走する競技です。
1周約400メートルを16周(合計6400メートル)滑走し獲得ポイントでの順位を争います。
一斉スタートということで事故の心配があることから、1週目は加速が禁止というルールもあります。
2週目からは加速することが許されます。
一斉にスタートするの人数は大会によってルールが違うようですが、ワールドカップでは26人でした。
ポイントの加算方法と順位の決め方
1周400メートルの距離を16周する間に、4周通過(4周、8周、12周)ごとには、上位3人に与えられます。
中間ポイント(1位=5、2位=3、3位=1点)が付与されます。
そして、ゴール順位の最終ポイント(1位=60、24位40、3位=20点)と、中間ポイントが合算され順位が決まります。
最終ポイントでもらえるポイントの割合が高いため、最終的には1-3着でゴールした選手が1-3位となるという結果となります。
1~3位に関しては簡単で、最終的に1~3位の選手が最終フィニッシュラインを切った順で決まるというシンプルなルールです。
少々複雑になるのは、4位以下の選手の順位の付け方です。
4位以下の選手は、最終ポイントがもらえないため、中間ポイントによって順位が決まります。
また、中間ポイントが全くない選手の場合はゴール到着順となります。
団体競技としての要素も楽しめる?
マススタートは、個人種目に入るのですが、同一国内の選手同士で戦略を立てて、協力体制でレース展開を計画するということもできます。
チームとして仲間と助け合うことで、一国としてサポート体制を作り、上位に有力選手を持っていくという戦い方も考えられます。
ただ単にスピードを競うだけでなく、どのポジションにいて、長距離を競い合う中のどの時点で仕掛けるかとう計画性や戦略性も求められるゲームとなります。
その点では団体戦の要素もあるところが面白いとされる競技です。
競技失格となる場合は?
大きな遅れをとり、1周回遅れとなった場合は、レースが終了となります。
また、他の選手の滑走を妨害してしまうという行為でも失格となるというルールがあります。
こちらは、すべてのスピードスケート競技に共通するルールですが、スタート時はスターターの合図まで完全に静止しなければならず、少しでも動くと不正スタートとみなされます。
その場合、1回目はスタートのやり直しのチャンスが与えられますが、2回目は失格となることがあります。
最後に
6400mというかなりの長距離を滑走することが、マラソンに似た感じもしますが、滑走中に、ポイント加算されるというルールが面白いですね。
マラソンと同様、スタミナと戦略が大事な競技で、長距離に強い日本人が得意とする競技だとも言われています。
選手の皆さんの平昌オリンピックでの活躍が楽しみですね。
まもなく、平昌オリンピック開幕ですが、個人的注目種目は
『スピードスケート マススタート』
やってることは、陸上トラック5000mとほぼ一緒。
駅伝好き、長距離種目好きには持ってこいかもwww#マススタート— カロキ推し@HKT垢 (@KAROKI_HKT) February 8, 2018
<blockquote class=”twitter-tweet” data-lang=”en”><p lang=”ja” dir=”ltr”>スピードスケートのマススタートって、自転車ロードレースと似てる感じがして、とても見ていて面白い!陸上の長距離トラックやマラソンより、自転車ロードレースに似てると思う。<a href=”https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#マススタート</a><a href=”https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#スピードスケート</a><a href=”https://twitter.com/hashtag/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#自転車ロードレース</a></p>— hirohiro (@hiho4_hiho) <a href=”https://twitter.com/hiho4_hiho/status/834764858084036608?ref_src=twsrc%5Etfw”>February 23, 2017</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
<blockquote class=”twitter-tweet” data-lang=”en”><p lang=”ja” dir=”ltr”>スピードスケートの「マススタート」、面白い<br>ショートトラックとどう違うのか微妙だけど、魅せるスピードスケートなのかな<br>選手は大変だと思うけど、五輪種目らしいので、ぜひ励んでいただきたい<a href=”https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#スピードスケート</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#マススタート</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/%E5%83%8D%E3%81%91%E6%9D%BE%E5%9D%82?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#働け松坂</a></p>— 鎌倉重明 (@KamakuraSGAK) <a href=”https://twitter.com/KamakuraSGAK/status/790178058615480321?ref_src=twsrc%5Etfw”>October 23, 2016</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
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