ブライアン・オーサーのコーチング方法と年収について!スケーターとしての経歴も!

2014年開催のソチオリンピックで羽生選手を金メダルへ、バンクーバーオリンピックでは韓国のキム・ヨナ選手を金メダルへ導いたという名コーチブライアン・オーサーさん。

ブライアンコーチのプロフィール、スケーターとしての経歴、またコーチングの方法が気になりますね。

今回はブライアン・オーサーコーチについて紹介したいと思います。

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 ブライアン・オーサープロフィール

生年月日 1961年12月18日(54歳)

出身地 カナダ・オンタリオ州ベルビル

身長 168cm

ブライアン・オーサー経歴

ブライアン・オーサーは、過去は世界のトップフィギュアスケーターとして活躍していた経歴があります。

1984年サラエボオリンピック出場
1988年カルガリーオリンピック出場

両オリンピックでの男子シングル銀メダリストという経歴を持っています。

「ミスター・トリプルアクセル」と称えられました。

当時、フィギュアスケート男子では最高難度のジャンプだったトリプルアクセル(3回転半)を美しく飛ぶことができる数少ない選手だったことから、そんな呼び名が着きました。

アイススケートを始めたのは6歳の時。

1977年からは世界選手権などに参加し上位にランクインすることは多かったのですが、シニアに転向してからも、優勝を目の前にしながらも2位止まりで終わることが多い選手でした。

1999年からは、振付師として活動し、2006年からはコーチとしての仕事を引き受けます。

その翌年2007年に、プロフィギュアスケーターとして引退し、コーチとしての仕事に専念し始め、多くの選手をメダルに導きました。

選手をメダルへ導く名コーチ!

ブライアン・オーサーが、指導した選手の中で、とくに有名なのは韓国代表のキム・ヨナ選手ですね。
2006年からキム・ヨナ選手のコーチに就任し、キム・ヨナ選手を2009年、2010年の世界選手権、そしてバンクーバー五輪の金メダリストに導きました。

韓国ではその活躍が称えらソウルの名誉市民にもなりました。

韓国では自伝を出したり、なかなかの人気ぶりとなったのですが、バンクーバーオリンピックの後2010年にキム・ヨナ選手との決別で世界を騒がせました。

その後、2012年からは羽生選手のコーチに就任し、2014年にはソチオリンピックで羽生結弦選手を金メダルに導きます。

それは、日本男子フィギュアスケートで初の金メダルとなったことでも大きな意味のある金メダルとなりました。

キムヨナ選手に羽生選手オーサーコーチ

最初は韓国のキムヨナ選手(金妍児)からのオファーを長期間に渡り断り続けていたオーサーコーチ。

当時、オーサーコーチはプロとしてアイスシヨーダンサーと人気を誇っていました。キムヨナ選手側の熱心な誘いに、最終的に2006年からキムヨナ選手のコーチとして就任しました。

2007年にオーサーコーチはプロスケーターから引退し、キムヨナを筆頭とするコーチ業に専念しました。

2010年2月にキムヨナ選手がバンクーバー五輪で金メダリストを獲得し、その後突然キムヨナ選手が恩師オーサーコーチと訣別し、カナダを去りました。

2012年の4月からは、日本のフィギュア界のスター羽生結弦選手のコーチとなりました。

2012年世界選手権では3位だった当時17歳の羽生結弦選手の力をぐんぐん引き伸ばしたのがオーサーコーチでした。

ブライアン・オーサーの指導法

「選手の全てを受け入れ、こちらが合わせる」

コーチが選手に合わせるという考え方がオーサーコーチ流。

選手一人ひとりの性格も練習方法もまったく違う。

それぞれのタイプをよく観察し、まずは選手を理解することから始める、そこから指導法を一人一人に合わせる。

選手が理論で覚えるタイプなのか、感覚で覚えるタイプなのか、それぞれの個性をまずは見極めることに重点を置きます。

例えば、ビデオを元に選手と一緒に話し合うのを指導方法に取り入れたり、感覚で覚える選手には氷の上で過ごす時間を中心に指導をしたり、一人一人にまったく違う方法で、コーチが選手に合わせるという方法で指導をします。

ブライアン・オーサーコーチの年収

コーチや振付師は、指導をする選手にもよりますし、選手の成績でも収入が上がります。

選手を金メダルに導いたコーチの指導料は、だいたい時給150ドルとなるそうです。

荒川静香選手や安藤美姫選手を金メダルに導いたモロゾフコーチは、選手一人につき年間約1000万円の年収を得ていました。

コーチ料に加え、振付け料も別で発生します。

名コーチともなると振付け料が想像以上に高く、1 プログラムに日本円で5000万〜1億にも及ぶそうです。

ブライアン・オーサーコーチは、過去も含め多くの選手をメダル獲得や世界大会での上位へと導いてきているという経歴をお持ちです。

コーチ一人で全てをこなすことは不可能であり、サブコーチなどのアシスタントも使いながらコーチ活動を行なっています。

それでもコーチの手元に残る収入も数億円はくだらないと言われています。

推測ですが、少なくとも年収3~4億円はあるのではないでしょうか。

最後に

ブライン・オーサーコーチに理解され見守られながら、平昌オリピックに挑む羽生選手。

どうかベストコンディションで素晴らしい滑りを見せてくれることを期待したいと思います。

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