アメリカのスノーボード選手ショーンホワイトさん。スノーボードの神様とも呼ばれる素晴らしい実力の持ち主です。子供の頃からスノーボードの大会で多数の優勝を獲得し、100点満点と採点されたこともあるほど!
そんなショーンホワイト選手が平昌オリンピックへ出場することが決まり、スノーボード競技でも大きな盛り上がりを見せてくれそうです。ショーンホワイト選手が平昌オリンピックで披露していくれる技にも注目されていますね。
目次
ショーン・ホワイト選手 プロフィール
名前:ショーン・ロジャー
名前英語表記:Shaun Roger White
生年月日;1986年9月3日
出身:カリフォルニア州サンディエゴ
愛称:赤毛のアニマル、空飛ぶトマト
ショーンホワイト選手の怪我と平昌五輪出場について
昨年2017年9月にニュージーランドでのトレーニング中にハーフパイプで転倒し、額、鼻、舌など62針を縫うほどの大怪我をしたショーン選手。
当時は、目の前の平昌オリンピックへの出場を心配する声が上がりました。
「 モデルの人生は終わりかも知れないが、五輪に出るのには問題ない 」
と自信満々にコメントしていました。
過去の冬季オリンピックでは2回の金メダルを獲得しながらも、前回開催されたソチオリンピックでは4位に止まるという結果。
直接関係しているかどうかは確かではありませんが、ちょうどソチ五輪2014年の前年、選手たちがオリンピックに向けたトレーニングで大事な時期にギタリストとしてバンド活動を始めていました。
ソチオリンピックでは競技だけに集中することが難しいという状況が原因だといます。
怪我は回復し完全復活、そして2018年1月13日に開催された、スノーボードのW杯で見事な100点満点で優勝したショーン選手はったショーン選手は、お見事平昌オリンピックへ出場を決めました。
「 まずは五輪が迫っていることが本当に大きなモチベーションになる。
五輪で本当に素晴らしいパフォーマンスを見せたい 」
と語るショーン選手。
平昌オリンピックではソチでのリベンジを目指すショーン選手に世界から注目が集まっています。
ショーンホワイト選手の技は?
今回で4度目のオリンピックとなるショーン選手。
今までに何度もスノーボードの大会で、100点満点のパフォーマンスをしているというスノーボードの神様と言われるほどの選手です。
ショーン選手はどのような技を持っているのでしょうか。ショーン選手の技を振り返って見てみましょう。
2009年=ニュージーランドオープンで「ダブルコーク1080」を初披露
当時はショーン選手しかできなかった技ですが、多くの選手が習得しています。
同年の年末に、ショーン選手はさらに回転を増やした「ダブルマックツイスト」を完成させました。
2010年=「ダブルマックツイスト1260」を史上初メイク。そして、Xゲームズスノーボードスーパーパイプの決勝では「ダブルコーク1080」「スイッチダブルコーク1080」とダブルコークを連発しました。
その上、セカンドランでは「ダブルマックツイスト1260」をも完成させました。
そのほか大技を次々と決めるショーン選手。平昌オリンピックでも観客を楽しませてくれることでしょう。
ハーフパイプの技と回転度数について
スノーボード競技では数字が出てきてちょっとややこしいのですが、この数字は回転度数を表します。
そして、ハーフパイプでは実際の回転に180度プラスした数字で表現されます。
3D=3Dエア
横回転と縦回転が同時に入っているエアーのことを表します。
ダブルコーク
ダブルコークスクリューの省略で、
横に3回転、縦に2回転する技はダブルコークテン(1080°)
横に3回転半になれば、ダブルコークトゥエルブ(1260°)
と呼ばれます。
マックツイスト
マックツイスト(前方に1回転しながら、横に半回転する技
ダブルマックツイスト
踏み切りからエアの頂点(リップ)までにマックツイストをし、さらに着地までに縦に1回転、横に1回転、合わせて3回転半する難易度の高い技
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