ウィンターオリンピックの醍醐味の一つスノーボード。難易度の高い技の数々で楽しませてくれますね。大変人気の高いスノーボード競技ですが、それぞれのルールや採点基準がよく分からないという方もいるのではないでしょうか。
今回は平昌オリンピックでスノーボード競技をより楽しむために、”スノーボードクロス”のルールや採点方法、出場日本人選手についてもお伝えしていきたいと思います。
スノーボードは、ボードを利用して、スロープを疾走する種目として1960年代アメリカでスポーツとして発展しました。
それが世界各国で老若男女問わず楽しめるスポーツとして発展されていき、特に若者の間では冬の定番スポーツとしてのスキーに追いつくほどの人気となりました。
目次
平昌オリンピック2018スノーボード競技
スノーボードの人気ぶりに冬季オリンピックの正式種目となったのが1998年日本・長野冬季オリンピック大会でした。
018平昌冬季オリンピックにおいては、
- パラレル大回転(男、女)
- ハーフパイプ(男、女)
- スノーボードクロス(男、女)
- ビッグエアー(男、女)
- スロープスタイル(男、女)
など総合計10種目のスノーボード競技が行われます。
平昌オリンピック競技日程ビッグエアー
ビッグエアー
女子予選 2月19日(月) 9:30~12:30
男子予選 2月21日(水) 9:30~12:45
女子決勝 2月23日(金) 10:00~11:30
男子決勝 2月24日(土) 10:00~11:30
テレビ放送予定
男子・予選
2月21日(水)
NHK BS19:20~12:45 (LIVE)
フジテレビ9:30~14:50 (LIVE)
NHK総合14:45~18:00 (録画放送)
男子・決勝
2月24日(土)
NHK総合9:50~11:45 LIVE
テレビ朝日10:00~14:15 LIVE
2月25日(日)
NHK BS11:00~3:00 録画放送
女子・予選
2月19日(月)
NHK総合9:20~11:54 LIVE
12:20~12:25 LIVE
NHK BS115:30~17:00 録画放送
女子・決勝
2月23日(金)
NHK総合9:20~11:15 ( LIVE)
NHK BS115:55~16:30 (録画放送)
ビッグエアーの競技概要
今回の平昌オリンピックから採用される新競技とな男女共に開催されることで期待されています。
大きなジャンプ台を飛んでそのエアー(宇宙でのジャンプ・トリック)の難易度を争う競技です。
選手は高さ49メートルの一から最高斜度40度という急斜面を急降下で滑り降りジャンプ台に向かいます。
ジャンプの飛距離は、36メートル以上に上るとも言われています。
平昌オリンピックのビッグエアー会場の設定は、ノルディックスキージャンプの恒久施設を流用した形で用意されています。
急斜面を滑り降り、ジャンプ台で飛ぶ様子が観客席のすぐ真下から見上げる形で応援できるというユニークな構造でも話題を呼んでいます。
ビッグエアーは一発勝負の競技とも言え、エアーの状態での大変難易度が高いトリックを披露してくれることが期待されます。
今回初めてオリンピック競技として取り入れられているため、大変期待が高まっている競技です。
ビッグエアーの見どころ
”ビッグエアー”というのは、スノーボード、フリースタイルスキー、BMX、スケートボードなどのスポーツ競技に共通するスポーツです。
急降下でジャンプ台に向かい、ジャンプ台から大きく空に向かう空中でのトリックの難易度や成功具合を競い合います。またジャンプ台から飛んだ際の高さや着地の安定性も採点基準になります。
オリンピックでは初めての開催競技ですが、ワールドカップや、世界最高峰ウィンタースポーツの祭典と言われる”X-GAMES”などではすでに行われています。
ビッグエアーは、難しいルールのない一本勝負の競技です(詳しいルールは後述)。
難しいルールはありませんので、どなたでも競技の観覧を楽しめるのも特徴です。
ビッグエアー採点方法
ビッグエアーは各選手3回チャレンジをすることができ、その中の高い点数二回ぶんの合計点を集計します。
ジャンプの高さと難易度の高い技を完成させることで上位入賞を目指します。
三回のチャレンジでは同じ技を使えないため、3種類の技を用意する必要があります。
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