春の訪れを知らせてくれる可愛らしい梅の花。桜と同じく、各地で毎年梅の花の鑑賞を楽しまれる方の姿を目にします。
今回紹介する大阪城公園の梅林では、100種類を超える梅1270本が咲き誇ります。個性の違う様々な梅の愛らしく美しい姿に春の訪れを感じることができます。
目次
大阪城公園の梅林
大阪城は、姫路城、熊本城と並んで日本三名城の一つです。
1583年に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が築城をし、1615年の大阪夏の陣では落城し田母野を、秀吉退却後に徳川秀忠によって再建されました。
現在の大阪城の天守閣は3代目ということになり、周囲は大阪城公園として多くの人が訪れる場所となっています。
このような歴史を感じさせる大阪城。その周辺にある大阪城公園は、春は特に人気の観光地となります。
桜の名所として知られるのがその理由でありますが、桜の前には梅が咲き誇る梅の名所です。
早咲きの梅は1月下旬から開花し始め、大阪城公園では桜の時期と比べても梅の花は長い期間その美しい姿を楽しませてくれます。
大阪城公園の梅は歴史がまだ新しく、大阪万博後に北野高校同窓会から22品種880本を寄贈されたことから始まりました。
それが、現在では100品種1270本を超える梅の数となり、梅の花が楽しめるスポットとしても知名度が上がっています。
2018年の大阪城公園の梅林の見頃時期や開花情報
昨年2017年は、2月17日に「うめ」の開花が発表されました。(2017年の開花は平年より7日遅れでした。)
大阪城公園の梅林には100品種以上の梅がありますから、花の開花時期もまちまちで、早いものは1月の初めから咲き始め、3月中旬までという長い期間楽しむことができます。。
梅が咲いている期間は、1月初旬~3月中旬となります。
見頃はいつ?
長期間楽しめる梅の花ですが、梅の一番の見頃時期は、2月中旬~3月上旬になります。
早咲きの梅、蝋梅や冬至梅、寒紅は1月初旬に(12月下旬に咲き始める場合もあります。)花が咲き始め、1月下旬には満開を迎えます。
早咲きの梅の満開
1月下旬
梅園が一番きれいな時期
2月下旬~3月上旬
この時期には梅干しの材料ともなる南高や豊後も満開となり、公園内が一番はなやかになる時期です。
梅の花の次は桃に桜
3月中旬…桃園(北外堀)で、桃が咲き始めます。
3月下旬…桜のお花見が始まる頃ですが、まだ梅も咲いています。
4月上旬までは、梅と桜のお花見が楽しめます。
大阪城公園の基本情報
住所:大阪府大阪市中央区大阪城
TEL:06-6941-1144(東部方面公園事務所)
大阪城公園の梅の開花情報はコチラ
大阪城公園のアクセス方法や駐車場について
電車・地下鉄を利用する場合
- 地下鉄「谷町線」谷町4丁目駅/天満橋駅下車
- 地下鉄「中央線」谷町4丁目駅/森ノ宮駅下車
- 地下鉄「長堀鶴見緑地線」森ノ宮駅/大阪ビジネスパーク駅下車
- JR 「大阪環状線」森ノ宮駅/大阪城公園駅下車
- JR「東西線」大阪城北詰駅下車
車の場合
阪神高速13号東大阪線「森ノ宮」口で下車
駐車場情報
公園の南東部には以下二つの駐車場があります。
「森ノ宮駐車場」
「大阪城駐車場」どちらも手大阪城天守閣まで徒歩10分ほど掛かります。
平日のであれば問題なく駐車できますが、週末のお花見日和や大阪城公園や大阪城ホール等でのイベントと重なるときは満車となる可能性があります。
その場合は周囲のコインパーキングをご利用ください。
大阪城公園の梅林の見どころや楽しみ方!
大阪城公園の東側に広がる梅林は、大都市の中の癒しの場所的にも楽しむことができます。
大阪城公園では、大阪城という歴史的な建造物と梅を同時に眺めることができることにも感動することでしょう。
大阪城天守閣から鑑賞もおすすめ!
梅林を歩きながら、かわいい梅を見上げて愛でるのも良いですが、咲き誇る梅を高いところから見下ろすのもまた素晴らしいものです。
そこでおすすめしたいのが、天守閣からの鑑賞です(有料になりますが…)。
【時 間】9時~17時(入場は16時30分まで)
【入城料】大人660円
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