何かを始める際、また結婚式や引っ越しなどには 「大安」などの吉日を選ばれる方が多いですね。実は大安以外にもお祝い事や結婚式などの門出に適していると言われる”母倉日”という吉日があります。
あまり聞きなれない言葉ですが、母倉日は一月に4日以上ある吉日ですので、何か新しいことを始める際にいちどチェックされてみてはいかがでしょうか。
今回は母倉日(ぼそうにち)の意味や2018年の母倉日を紹介したいと思います。
母倉日ってどんな日?
母倉日(ぼそうにち)とは、「母が子を育てるのと同じように、天が人間をいつくしむ日」という意味を持ちます。
何事にも 「吉」といわれている日で、特に結婚式や入籍には、これから絆を深め家庭を育んでいくという意味で、最高の日だと言われています。
すでにご結婚されている方も、母倉日を狙って夫婦で旅行をしたり、ちょっと特別なお食事に出かけてみたりするだけでも、夫婦運がアップしそうですね。
また、母倉日は家を建てたり、修理をしたりするのにもよいといわれています。
母倉日は「7つの善日」の一つ
何事をするのにも吉日で縁起の良い日だと言われる日柄に「7つの善日」と呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか。
母倉日もこの「7つの善日」の一つだと言われています。
・天恩日(天おん)
・母倉日(母倉)
・月徳日(月とく)
・天赦日(天しゃ)
・神吉日(神よし)
・大明日(大みやう)
・鬼宿日(きしく日)
あまり聞き慣れない名称ではありますが、 これらは全て何をするのにも良い日だと言われています。
何かを始める際、またお祝い事の行事には、大安や友引などと重ね合わせて行うと良さそうですね。
2018年の母倉日カレンダー
大安や仏滅のように順番に回ってくるものではなく、2日続いていたり、3日空いた思えば10日以上来なかったりと、様々です。
1月=4日(木) 13日(土) 14日(日) 25日(木) 26日(金)
2月=12日(月) 13日(火) 24 日(土)25日(日)
3月=8日(木) 9日(金) 20日(火)21日(水)
4月=1日(日) 2日(月) 7日(土) 8日(日) 19日(木) 20日(金)
5月=1日(火) 2日(水) 10日(木) 11日(金) 22日(火) 23日(水)
6月=3日(日) 4日(月) 15日(金) 16日(土) 27日(水) 28日(木)
7月=12日(木) 13日(金) 24日(火) 25日(水)
8月=5日(日) 6日(月) 7日(火) 10日(金) 13日(月) 16日(木) 19日(日) 22日(水) 25日(土) 28日(火) 1か月(金)
9月=3日(月) 6日(木) 9日(日) 12日(水) 15日(土) 18日(火) 21日(金) 24日(月) 27日(木) 30(日)
10月= 3日(水) 6日(土) 16日(火) 17日(水) 28日(日) 29日(月)
11月= 12日(月) 13日(火) 24日(土) 25日(日)
12月=6日(木) 7日(金)18日(火) 19日(水) 30日(日) 1か月(月)
母倉日の決められ方を紹介
お気づきになられた方もいると思いますが、連日で母倉日が重なることもよく見受けられますね。
実は干支と深いかかわりのある母倉日の、毎年変わらない母倉日の決められ方を紹介させていただきますね。
1月=子の日、亥の日
2月=子の日、亥の日
3月=巳の日、午の日
4月=寅の日、卯の日
5月=寅の日、卯の日
6月=巳の日、午の日
7月=丑の日、辰の日、未の日、戌の日
8月=丑の日、辰の日、未の日、戌の日
9月=巳の日、午の日
10月=申の日、酉の日
11月=申の日、酉の日
12月=巳の日、午の日
2018年母倉日と仏滅が重なったら?
暦上、縁起の良いといわれる日と悪いと言われる日が重なることがありますね。
中でも多くの方が気にされる縁起が悪い日だと言われるのが仏滅や赤口(しゃっこう)と言われる万事に関してよくないと言われる日。
母倉日と仏滅が重なった場合、母倉日の方が強いから仏滅を気にしなくても良いという解釈と、縁起の悪い日の影響はゼロではないから、お祝い事や何かを始める際には気をつけた方が良いという考え方があります。
最終的にはどちらの考え方を信じるかはご本人次第ということになりますね。
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