京都でも最古の社の一つ、世界遺産にも登録されている下鴨神社(しもがもじんじゃ)は正式名称を賀茂御祖神社と言います。下鴨神社は、鴨川の下流にまつられているということから、下鴨神社(しもがもじんじゃ)という愛称で親しまれ、初詣には例年約20万人が訪れます。
下鴨神社にある”糺の森”は原始に近い自然が残っており、そちらから本殿を見るとまるで平安朝にタイムスリップしたかのような錯覚に襲われるほどです。今回は、そんな下鴨神社の初詣情報を紹介したいと思います。
目次
下鴨神社の初詣2018基本情報
・住所:京都市左京区下鴨泉川町59
・ご利益:開運招福・縁結び・家内安全など
・ご祭神:賀茂建角身命、玉依媛命
・人出数:約20万人
アクセス方法
●住所:京都市左京区下鴨泉川町59
●最寄りIC:京都東インター
京都南インター
●電車:京阪出町柳駅 徒歩約15分
●バス:京都市営バス下鴨神社前バス停 徒歩約3分
下鴨神社の初詣期間の参拝時間とイベント
・1月1日 0時~20時
・1月2~4日 6時30分~19時
・1月5日~ 6時30分~17時
1月4日には下鴨神社ならではのイベント、平安貴族の遊びである「蹴鞠はじめ」が行われます。蹴鞠を奉納するイベントですが、その一般公開があります。
「蹴鞠はじめ」というのは、鞠を足で蹴り上げる平安貴族が楽しんだ遊びです。そんな様子を見ていると、まるで平安王朝にタイムスリップしたような気分が味わえます。
蹴鞠はじめは例年は、14時から行われている行事です。
混雑状況
初詣で人気の高い下鴨神社ですが、境内が広いのと、お参りできる社がいくつかあり参拝客が分散されるため、それほど混雑は感じないでしょう。
ただし、一番のピークの時間帯1月1日元旦の0時には混み合い、一旦3時以降に人気が引いてから、元旦の10時頃からは夕方まで次のピークを迎えます。
元旦に空いている時間帯を狙って初詣に行くなら、3時〜朝の9時、それから夕方3時以降〜20時がおすすめです。
「蹴鞠はじめ」が見られる4日も混み合います。
4日の参拝は、「蹴鞠はじめ」が目的ではない場合は時間帯をずらして、午前中か夕方以降をおすすめします。
駐車場
下鴨神社には、300台分の有料の駐車場があります。
料金は、1月1日~5日 60分500円、それ以降30分150円(6日通常参拝の時期は、30分150円)
普段の下鴨神社への参拝では、駐車場の収容台数が多いので駐車場に入れないという心配はあまりありませんが、初詣期間(特に正月三が日)の混雑時は駐車場も周囲の道路も混み合うことが予想されます。
ピークの混雑時感から時間をずらして参拝に行くか、三が日の参拝にはできるだけ公共交通機関をご利用されることをおすすめします。
おすすめポイント
パワースポット”糺の森”
元旦の初詣の混雑回避のために早朝の初詣をおすすめしましたが、早朝の参拝にはもう一つおすすめポイントがあります。
”糺の森”にある樹齢600年を超える木々たちの、冬の早朝は特に静けさと寒さとがマッチし、とても神秘的でパワースポットのエネルギーを感じることができます。
縁結びの相生社
こちらには、別々の木だったのに途中から1本に繋がっているという「連理の榊」と呼ばれるご神木があります。二本が一本につながるというとこから”縁結びの象徴”とも言われています。
縁結びを祈願されたい方には相生社で参拝されることをお忘れなく!
美の神様「河合神社」
河合神社には美の神様が祀られており、女性の美に関するご利益があると言われています。
河合神社の絵馬はとってもユニーク。鏡絵馬と呼ばれ、絵馬に書いてあるお顔にお化粧をするタイプのものです。あなたのメイク道具を使って絵馬に書かれている顔に綺麗なお化粧をしてあげて、願いを書くことで内面も外見も美しくなれると言われています。
初詣時期の屋台の出店
下鴨神社の屋台の出店は元日の夜中からスタートし、初詣期間は毎日門の開閉に併せた出店時間となります。
他ではなかなかない出店といえば、下鴨神社が発祥といわれる”みたらし団”子。また、お漬物のお店もあったりと、ちょっと変わった京都らしいお店も並びます。
下鴨神社にある社の一つに”御手洗社”というものがありますが、そこからも下鴨神社がみたらし団子の発祥の地であることがわかりますね。
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