京都のお花見スポットとしても有名な平安神宮の桜。朱色と緑色の社殿に桜の鮮やかなピンク色が美しく映える姿を一目見ようと、全国から多数訪れます。平安神宮の春の美しさは、谷崎潤一郎の『細雪』、川端康成の『古都』の舞台にもなったほどです。栖鳳池(せいほういけ)に映る八重咲き濃い紅しだれには、訪れた人皆さんが感動するほどです。
目次
京都の平年のお花見情報
京都市内の平年の桜の開花は3月28日のあたりです、開花宣言がされてから見頃までは、通常5~8日ほどだと言われています。
昨年2017年は平年より3月1か月に平年より3日遅く開花宣言がされました。そして見頃を迎えたのが4月8日、9日のちょうど週末のあたりに満開を迎えました。
2018年も3月の末に開花宣言、4月の上旬に満開を迎えることが予想できますが、3月の中旬を過ぎたら桜前線に注目して毎日桜の様子をチェックしてくださいね。
平安神宮のお花見2018基本情報
朱と緑が鮮やかな社殿が特徴の平安神宮。社殿の周りにある広大な神苑では、春には八重紅しだれ桜が咲きます。その空一面を覆い尽くすような光景は圧巻です。4月上旬の桜が満開になる時期には、閉苑後に「紅しだれコンサート」が行われたり、ベニシダレザクラや社殿のライトアップも行われ、夜の幻想的な雰囲気が楽しめます。
- 参拝時間:8:30~17:30参拝料:境内無料/神苑600円
- 例年の見頃
- 4月上旬~4月中旬
- 桜祭り
観桜茶会 2017年4月1日~15日
- 平安神宮 紅しだれコンサート2017:
- 2017年4月5日、6日、7日、8日、9日
18:15~21:00(最終入場は20:30・雨天決行) - 入場料は2,000円。前売券1,700円 (前年度からの情報です。)
アクセス
●JR京都駅・阪急河原町駅から市バス5系統に乗車。
「平安神宮前」で下車、すぐ。
●京阪三条駅より徒歩15分。
●地下鉄東山駅より徒歩10分です。
平安神宮のお花見の見どころと桜の見頃
【京都さくら旅】
平安神宮の桜。華やか!#京都 #花見 #桜 #京都桜 #平安神宮の桜
2017.4.9 pic.twitter.com/7dNblB07UC— 杉山 晃一 KoichiSugiyama (@Sugiyama51) April 11, 2017
平安神宮は、京都市内の春の名所の1つとなってます。
「神苑に咲く八重紅枝垂桜が、京都で1番!」だという人もいるほどの美しさです。
夜間拝観ではライトアップされた桜の姿がすばらしく幻想的になります。
桜が見頃の時期には毎年神苑で夜桜コンサートも開催され、多くの人々が訪れ桜と音楽の美しい調べに酔いしれます。
桜は例年4月上中旬に見頃を迎え、開花から見頃の時期が約2週間と長めなのも嬉しい特徴です。
大極殿前の桜
一つ目のおすすめポイントは、平安神宮・大極殿前の、左近の桜です。
平安神宮の境内は無料となっているので、誰でも見る事が可能な壮大な桜の木です。
この桜の木が一層美しく見えるのは早朝の、朝日を浴びた状態です。朝の清々しさと、あたりに人気が少ない最高の環境で、美しい桜を愛でるのは最高の気分です。
神苑の桜
次にオススメしたいポイントは神苑の桜です。
神苑は入苑料として、大人は600円かかります。
入苑料を支払ってでも春の神苑は一見の価値のある場所です。空に広がる美しい桜をぜひ愛でていただきたいと思います。
神苑の桜の数は、八重紅枝垂だけで約150本。他にも染井吉野、彼岸桜、山桜・里桜、寒緋桜、鬱金桜など定番のものから珍しいものまで約20種類、総本数にすると約300本の桜植えられています。
300本の桜の木の咲き乱れる桜の様子は誰が見ても圧巻です。
作家の谷崎潤一郎は「細雪」の中で「忽ち夕空にひろがっている紅の雲」という表現で表し、「平安神宮のしだれ桜が、京都で一番美しい。」と愛でました。
平安神宮の桜のライトアップと紅しだれコンサート
夜間拝観でライトアップされた枝垂れ桜の美しさは、言葉ではうまく表せないほど幽幻な姿です。
平安神宮の神苑のライトアップは、紅しだれコンサートと一緒に行われるイベントのため、
入苑料がかかり、2,000円とちょっとお高い料金が必要になります。
前売券は、入場日を指定する必要がありますが1,700円でお得に購入することができます。(紅しだれコンサートには客席は用意されていません。)
平安神宮の夜桜で注目したいのは、ライトアップされた桜と栖鳳池への映り込みが、幻想的な世界を見せてくれるところです。
神苑のライトアップイベントでは、桜のライトアップと散策しながら観賞、春めいた音楽を楽しむことができます。
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