北野天満宮の梅花祭2018と梅苑の一般公開期間は?混雑状況やアクセス方法も!

北野天満宮といえば、菅原道真公が祀られており学問の神様としても有名で、毎年の初詣や受験の時期には多くの学生が合格祈願のために参拝します。そんな北野天満宮は京都でも有数の梅の名所で、約2万坪の敷地内に1,500本もの梅が咲く梅苑があります。

菅原道真公の命日2月25日には「梅花祭」という神事が行われます。野点茶会で抹茶が頂けたり梅のライトアップが行われたりというイベントで多くの人が訪れます。その前後の期間には梅の開花に合わせて境内の梅苑が一般公開もあります。

今回は、北野天満宮2018年の梅の見頃や梅花祭の日程に混雑状況などをまとめてみました。

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北野天満宮の梅花祭2018基本情報

梅苑一般公開日程:

2018年2月初旬~3月下旬 10:00~16:00予定

梅花祭の開催: 2018年2月25日 時間:10:00~(露天は6:00~21:00ごろ

※一般公開の時期は梅の開花状況により変わる場合があります。

料金(茶菓子付き):大人 700円、こども 350円

場所:〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所

電話:075-461-0005

アクセス:

・JR京都駅より市バス50・101系統

・JR、地下鉄二条駅より市バス55系統

・JR円町駅より203系統

・地下鉄今出川駅より市バス51・102・203系統 いずれも北野天満宮前下車すぐ

駐車場・バス

北野天満宮には無料で利用できる駐車場があり、第1駐車場は300台、第2駐車場は40台停めることが可能です。

*25日は第1駐車場の利用はできませんのでご注意ください。

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北野天満宮の梅まつり「梅花祭」

北野天満宮では毎月25日は「天神さんの日」として縁日が開催されます。

毎月25 日というのは、菅原道真の誕生日が6月25日であることと2月25日が命日であることに由来しています。

毎月25日の縁日の日には、日没から21時まで境内がライトアップされます。

境内の梅は早咲きから遅咲きまで様々な種類があるため、梅の花の開花は長期にわたり、1月末から3月半ば(長ければ下旬)あたりまで長く楽しむことができます。

菅原道真公命日の2月25日は「梅花祭」という特別なお祭りが開かれます。

梅花祭では、蒸したお米を大小2つの器に盛ったものや、梅の小枝をさした「紙立(こうだて)」という神饌が菅原道真公にお供えされされます。

北野天満宮の梅の見頃は?

北野天満宮の境内には50種約1,500本の梅がある梅苑があり、普段は入ることができませんが毎年梅が咲く頃になると一般公開されます。

梅苑の一般公開は、例年2月上旬から3月下旬にかけて行われます。

北野天満宮境内にある梅の品種は様々なものがありますが、早咲きから中咲きのものが多いため、
梅の一番の見頃は2月下旬の頃になります。

「梅花祭」も毎年2月25日に開催され、ちょうど梅も見頃の時期と重なりますね。

早咲きの「寒紅梅」に八重の「雲龍梅」、そして珍しい「黒梅」も見ることができます。

北野天満宮の梅花祭の混雑状況

北野天満宮の梅苑の一般公開時期の間は長期間に渡りますので、訪れる人も分散され混雑を気にしなければならないほどではなさそうです。

やはり週末は参拝客が増えますが、問題なくゆっくりと梅の花を楽しむことができます。

ただい梅花祭の2月25日は混雑が予想されます

梅花祭のみどろの一つ”お茶会”に参加する方や梅のライトアップを見るために訪れる人も多く、賑やかな1日になります。ということでそれなりの混雑はありますが、賑やかさを楽しめるほどで混み合うほどでにはなりません。

少々の混雑を覚悟しながらも、 毎月25 日の命日の中でも梅のライトアップを楽しめるのはこの時だけですので、夕方以降をおすすめしたいです。

境内のライトアップで幻想的な北野天満宮と梅の花とを一緒に楽しむことができます。

北野天満宮梅花祭の見どころを紹介

夜には梅のライトアップも!

毎月25日の夜は境内でライトアップが行われるのですが、梅の花がライトアップで楽しめるのは2月25日の命日”梅花祭”のみ。

ライトアップは日没から21時までで、日中とは一味違った幻想的な雰囲気の梅を楽しむことができます。

日中よりも人出も落ち着き、デートで訪れたり特別な気分を味わうのにピッタリです。

北野天満宮に梅が植えられた理由とは?

北野天満宮だけでなく、ほとんどの全国の天満宮の境内には梅の木が植えられています。

その理由というのは、天満宮の主祭神である菅原道真公は生涯、梅を大変愛でていたことから来ています。

道真公は、屋敷の庭で梅、桜、松の木を好んで世話していましたが、特に梅には思い入れが強かったそうです。

道真は、5歳の時に、初めて梅についての和歌を読みました。こちらがその和歌です↓

「梅の花 紅の花にも 似たるかな 阿呼がほほにも つけたくぞある」

訳:梅の花の色は、紅の色に似ている。阿呼(あこ:菅原道真の幼い頃の名前)の頬につけてみたいなあ。

 

900年続く梅花祭

2月25日は菅原道真の命日に行われる梅花祭は長い歴史があります。

梅との縁が深い道真にちなんで、蒸したお米や紅梅・白梅の小枝を指した神饌を道真公にお供えする神事は、約900年の歴史があると言われています。

この神事は本殿で10時から11時の間行われます。

神事に使われたお米(玄米)には厄除けにご利益があるとされ、1袋100円で購入することもできるそうです。

舞妓さんからお茶を振る舞ってもらえる野点大茶湯

梅花祭では、野点大茶湯というお茶を楽しむイベントも開催されます。北野天満宮から近い花街・上七軒から舞妓さん芸妓さんがおもてなししてくれ、お茶と茶菓子を楽しむことができます。

このイベントは1587年、豊臣秀吉が北野天満宮で大規模な茶会を開いたことに由来し、菅原道真の没後1050年を記念した1952年から開かれるようになりました。

野点大茶湯が行われる時間は10~15時まで

野点大茶湯に参加するには

野点拝服券(拝服券、宝物殿拝観券、撤饌(厄除け玄米)引換券込み)1,500円が必要になります。

1月25日より北野天満宮の社務所で販売が開始され、先着3,000名分が用意されます。

2018年の2月25日は日曜日に当たりますので、野点拝服券が早いうちに売り切れてしまう可能性も大きいです。

野点大茶湯に参加ご希望の方は、1月25日の早めの時間に北野天満宮にて野点拝服券の購入をされることをおすすめしたいと思います。

 

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