593年に聖徳太子によって建立された四天王寺。1400年以上もの長い歴史がある由緒ある寺院ですが、実は大阪南部の初詣の穴場としてもおすすめできます。アクセスも良く、天王寺動物園や安倍ハルカスなども近くにあります。今回は四天王寺の初詣情報をまとめてみました。
四天王寺は、和宗の総本山であり、1400年以上も前に、聖徳太子によって建立されたお寺ですが、度重なる戦火や災害などに見舞われ焼失してしまった本来の建物も多いのですが、現在の建物は飛鳥時代の創建当時の様式を忠実に再現したものです。
四天王寺は境内の広さでも有名ですが、三が日の参拝者数は、約10万人と、さすがに周辺の神社と比べると少な目です。
目次
四天王寺の基本情報
住所:大阪市天王寺区四天王寺1 丁目11 番18 号
問い合わせ:06-6771-0066
参拝時間:お堂の外からは終日可能
お堂や庭園などの拝観時間は8時~16時(季節によって変更あり)
ご利益:開運招福、商売繁盛全 、交通安全、厄除け、病気平癒
ご本尊:救世観世音菩薩
例年の初詣人出数:例年約10万1000人
四天王寺の特別行事
四天王寺の大晦日に先着順で除夜の鐘をつけるというイベントが人気で、それをめがけて初詣の参拝に訪れる人もいます。
*除夜の鐘をつけるのは先着108名のみに限られます。
もしも108番までに入れなかった方も、鐘をつくチャンスはありますのでご安心くださいね。元旦になってからも3時頃までは「開運の鐘」と「招福の鐘」を自由につくことがで切るそうです。
除夜の鐘をつくことができるお寺は珍しいので、並んでみる価値ありですね。

四天王寺・大晦日〜元旦のイベントスケジュール
23:00頃、除夜の鐘の整理券が配布されます。
23:30から除夜の鐘を鳴らし始めることができます。
23:30から先着1,000名の方に甘酒が無料で振る舞われます。
また、四天王寺では毎年1月3日の午前10時から元三大師堂で元三大師合格祈願法要を行っています。
受験生のご家族の方に人気の法要です。
ご祈願に訪れた受験生やその家族らは、堂前に設けられた「智慧の輪」をくぐって合掌をし入堂し、僧侶から錫杖のお加持を授かります。
四天王寺の初詣2018混雑情報
四天王寺が初詣で一番賑わうのは、除夜の鐘をつける大晦日から元旦にかけての時間帯です。
三が日の間は混雑が予想されますが、例年約10万ほどの参拝客が初詣に訪れるということですが、境内の広さから見ても人の動きがある程度分散されることを考えれば、穴場の初詣スポットだと言えることができそうです。
24時間境内に入ることができますので、鐘をつくために大晦日から元旦を狙う方以外で空いている時間帯の初詣をご希望される場合は、朝早めの時間帯や夕方3時以降が狙い目です。
例年、1月3日に開催される学業成就・入試合格などを祈願する「元三大師合格祈願法要」には、多くの受験生やその家族の姿で賑わいます。
四天王寺へのアクセス方法
住所:大阪府大阪市天王寺区 四天王寺1-11-18
交通機関利用の場合
環状線「天王寺駅」から徒歩12分
地下鉄御堂筋線・谷町線「天王寺駅」から徒歩12分
地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩5分
近鉄南大阪線「阿部野橋駅」から徒歩14分
お車の場合
阪神高速14号松原線天王寺出口から府道30号を夕陽丘方面へ車で1km。<有料>駐車場あり(34台)。30分200円、22:00~翌8:00は1時間100円。もしくは付近のコインパーキングをご利用ください。
お寺でのお参りの仕方
四天王寺は名称の通り寺院ですので、お参りの仕方が神社と少しだけ違いますので、神社と寺院の参拝の仕方の違いを紹介したいと思います。
神社での正しい参拝方法は、「二拝二拍手一拝」です。
お寺では、静かに「合掌」をします。手は合わせるだけで、手を打たないのが一番の違いです。
また、お賽銭の意味も違います。
神社の場合は、
神社では「神様に日頃の感謝を伝える」という意味でお賽銭を出します。
お寺のお賽銭は、「邪気を払う」そして「煩悩を捨てここで修行させていただきます」という意味があります。
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