絵本は何冊くらいお持ちでしょうか。子供の成長とともに子供の好みはコロコロ変わっていくのですが、親の方が絵本に愛着がわいてしまい手放せないという状況に陥っていませんか。
実は私がそうでした。どんどん絵本が家にたまっていくのですが思い出がいっぱい詰まった絵本を手放せないのは子供ではなく、私の場合のようにお母さんということも…。
絵本の断捨離をする方法
絵本は家に何冊くらいありますか。
その中で今でも頻繁に読んでいるものは?すでに子供の成長によって読まなくなって本棚で眠っているだけの本はありませんか?
子供は意外とあっさりとしていて驚きます。
子供と一緒に判断すると余計に時間がかかるのでは?と思わずに、一緒に『要る!要らない』を判断して行きましょう。
また、本棚に絵本の収納スペースを決め、絵本はそのスペースに入る分だけというルールを作りましょう。
数年前に読んでいた本
幼稚園年少さんの頃のお気に入りで毎日これを読んでいたな〜、というお母さんの思い入れは断捨離には禁物です。
子供は意外と過去に好きだった本への愛着も執着もなく、子供の目は現在に向いているものです。
絵本に執着していたのは子供ではなく私だったというエピソードです↓
子供たち3人が赤ちゃんのお気に入りで、読み聞かせを続けてボロボロになったハードカバーの「おやすみなさい おつきさま」という本ありました。本当にボロボロでテープを貼って大切にしてきた本で、子供たちも自分のお気に入りだと知っていたので大切に保管していたのですが、「これどうする?」と聞くと、「もういいんじゃない?」というあっさりした答え。それから数ヶ月の間まだそれを保管していたのは私だったのです。
明らかに現在のお子さんの年齢にそぐわない本は断捨離の対象として手放しても良い本ということです。
買ったけどあまり出番のない本
ロングセラーの絵本や、どこかで「おすすめ」されていた絵本、手元に置いて行きたくなりますよね。沢山ある絵本の中には一回しか読んでいない絵本も…。
子供にも好き嫌いがあって当たり前で、いくらロングセラーのおすすめ本であっても、それぞれの子供の好みは全く違うのです。
お気に入りの絵本だと何度でも毎日のように選んで持ってきますが、一度きりで興味を示さない絵本もあります。
そうなると、せっかく買ったんだから”もったいない”という親の気持ちと、子供の”この本好きじゃない。おもしろくない。”という気持ちの葛藤が始まってしまうのです。
『絵本は子供のものである』ということから、お子さんの気持ちを優先し、絵本が喜んでもらえる場所へ連れて行ってあげることが懸命なのではないでしょうか。(図書館、保育園、幼稚園への寄付や古本屋さんで売るというのも一つの方法ですね。)
図鑑はどうする?
我が家の場合は、「子供に興味を持ってもらえたら嬉しいな。」という親の気持ちから図鑑を買い揃えました。
でも、ほとんどの図鑑はただ本棚で場所をとって眠っているだけなのです…上の子の時に、小学校の6年間のうちに出番はあるだろうと様子を見ていたのですが、子供が興味を持たなかったこともあり出番はほぼゼロ(女の子)。
下の子でも様子を見ていると、自発的な子供の疑問が出た時「恐竜ってどんな大きさ?」とか「あのお花の名前は?」と興味を持った時が図鑑の与え時。家で買い揃えていてもなかなか子供は図鑑を選んで開いてはくれないのです。
ということは、何かに興味を持った時に、その分野の図鑑を1冊づつ購入する(または借りる)というのがベストのようです。
子供が興味を持つまでは図鑑も手放して、図鑑が陣取っていたスペースを手に入れてみてはいかがでしょうか。
絵本を買うとしたらどんな本
多くの人にすすめられている絵本ですら、全ての子供のお気に入りになれるわけではない、お気に入りの絵本は子供によって全く違うということを前提に、購入し手元に置いておく本を厳選してみる必要があります。
そのためには、書店で見て「面白そう!」と飛びつかないこと。
まずは図書館で借りて読んで見ましょう。
新刊の本もリクエストをすれば、ほとんどの本の場合は図書館が手配してくれます。
借りている間に絵本を読んであげていると、借りて満足する本がほとんどだということがわかります。
中には、何度読んでも飽きない「この本大好き。」「また借りたい。」「買ってほしいな。」という本が発見されます。そんな本こそが買っても良い本、買って損のない本だということが言えます。
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