「断捨離」「ミニマリスト」と持たないシンプルな暮らしを提唱するキーワードを最近よく耳にしますね。
ものが溢れた豊かすぎる世の中だからこそ、何を持つかを厳選して選び、大好きなものだけに囲まれたシンプルな生活を好むという方が増えているようですね。
シンプルな暮らしに憧れるけど、子持ち主婦にとっての「断捨離」に難しさを感じていませんか。特に子供さんの長い休みや大掃除の時期は子供さんのものを断捨離する絶好のチャンス!
では、子持ち主婦にもできる断捨離方法を紹介したいと思います。
おもちゃの選び方
あんなにおねだりして買ってもらったのに、数日間遊んで後は部屋の隅っこに追いやられてしまっているおもちゃを見て切なくなったことはありませんか。でも、考えて観ると私のクローゼットにほったらかしのワンピースや使う機会の少ないバッグと同じ。
大人にも子供にも、買い物の楽しさは、それを手に入れるまでの過程にあるのではないでしょうか。一番ワクワクするのは欲しいものが手に入ったら、と想像している時間、それを買いに行く時のワクワク、手に入れた時のワクワクの方が、実際に手に入った時の方が大きいというのを感じたことはありませんか。
購入する前に、それは長い間使えるものか、十分に欲求を満たしてくれるものか、手に入れたことで本当に幸せを感じることができるものなのか、じっくり考えてみることが大切ですね。
余分なおもちゃを家に入れない
お店では魅力的に見えるけど、家に持ち帰った瞬間にゴミと同じ扱いを受けてしまうおもちゃもあります。
例えばガチャガチャのおもちゃ、UFOキャッチャーで必死になってとったぬいぐるみ、ファストフードのセットのおまけなどなど。
これらは手に入れるまでの経験を楽しむもので、実際に心から手に入れたくて仕方ないというおもちゃではないことが多いですね。
持ち帰って興味を失うようなおもちゃは、なるべく家に持ち帰らないような工夫が必要です。
体験を楽しみたいのなら、楽しむのは良くても、家にものを増やすことは✖︎という前提で。
定期的な断捨離習慣をつける
子供の日々は目まぐるしく日々変わっていきます。
昨日楽しそうに遊んでいたおもちゃが、今日はもう要らないものになっているということもよくあることです。
定期的な断捨離習慣としてオススメしたいのが、学期ごとの長いお休みに大掃除の時期の断捨離習慣。前回のお休みの時には手放せなかったものが、今回はすんなり「もう要らない。」というものに変わっているということも。
それから、お誕生日やクリスマスなどで特別なプレゼントをもらった後も断捨離をするのに絶好のチャンス。新しいおもちゃに目が移り、
ここでのポイントは「手放す」か「キープする」かを子供本人の意思で決めさせることです。「あれ欲しかったのに。」と後悔することがあるかもしれませんが、子供自身の決断であれば、納得するしかありませんよね。
親が見本を見せる
子供や親の行動をよく観察しているものです。
お母さんが持っているものを大切にし、必要ないものは買わないという習慣を身につけていると、子供の自然とそれに習うようになります。
一緒にお買い物に行った時もお母さんがものに対する姿を見せることができる良い機会です。「これ欲しいな〜。でも今は必要ないからやめておくね。」と”欲しい”という欲求と、きちんと考えて決断して”やめておく”という諦める姿勢を見せることで、子供もそれができるようになっていきます。
きちんと片付けられるシステムを作る
家をシンプルにいつも片付いている状態にするためには、おもちゃを減らすだけでなく、持っているものを片付けるというシステムを整えることも大事です。
「お片付けしなさーい!」という前に、それぞれの子供のおもちゃやものが帰る場所が整えられているかを確認する必要があります。
子供さんにとって、手の届きやすい場所で出し入れのしやすい場所に、全てのもののお家を作ってあげましょう。
そして、遊んだ後は片付けるという、子供にもわかりやすいシンプルなルールも必要です。
まだ遊びたいという気持ちがあっても一旦は、「お風呂の前に片付ける」、「夕飯の前に片付ける」などという毎日守れるルールを子供さんと一緒に決めることがおすすめです。
また、おもちゃが決められた場所からはみ出すようになった場合は、どれかを手放さなくてはならないというルールも、必要以上にものを増やさない工夫の一つです。
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