冷え性対策をアーユルヴェーダ簡単健康法で!オイルマッサージと白湯が良い理由も!

多くの女性の冬の悩みといえば第一に挙げられるのが”冷え性”ではないでしょうか。

”冷え性”は体質だという考え方もありますが、日常生活を見直すだけで冷え性を改善することが可能です。

今回はアーユルヴェーダの見地から見た冷え性とその対処法をお伝えしたいと思います。

スポンサードリンク


アーユルヴェーダで”冷え性”とは?

アーユルヴェーでは生命エネルギーをヴァータ ピッタ カパの三つに分類します。その中のヴァータは私たちの体のさまざまな動きを支配します。例えば消化機能の動き、血液の循環、呼吸など動きに関する全てがヴァータの支配下にあるといえます。

そして、アーユルヴェーダで冷えの症状といえば、ヴァータの働きの異常があるということを表します。

ヴァータという”動き”の作用が正常に作用されていない時に寒気を感じるといい変えることもできます。

ヴァータの機能が体全体の中で低下しているのではなく、ある部位では機能が低下ある部位では必要以上に増加しているというバランスの崩れを起こしている場合もあります。

スポンサードリンク

アーユルヴェーダ的冷え性の対処法

規則正しい生活をする

冷えへの対処法を行う前に、ヴァータが乱れる一番の要因だと言われている不規則な生活を整えることが大切です。起床や就寝時間、食事の時間等がきっちりというのは難しいにしても、できるだけ規則正しい生活ができるように心がけてヴァータの”動きの作用”を整えていきましょう。

温かい食べ物と飲み物を摂取する

冷たい食べ物や飲み物が体の冷えに影響するというのは誰もが簡単に理解できると思います。夏は氷の入ってキンキンに冷えた飲み物が美味しい!冷えた飲み物が美味しい!と冷たいものを飲食していませんか。

冷えには夏に摂取した冷たいものも影響します。夏の暑い時期だからと安心せず、できる限り冷えた食べ物や飲み物を摂取しないように注意しましょう。

オイルマッサージ

アーユルヴェーダの実践的な冷え対策としては、オイルマッサージが一番おすすめです。特に手のひらと足の裏のオイルマッサージが冷えを取るのに役立ちます。

使うオイルは、ヴァータの性質に対して効果的に働きかけるためにおすすめなのはごま油です。食用のごま油ではなく、匂いの少ない太白ごま油が良いです。ごま油がヴァータに良いというのは、ヴァータ特有の冷たくて乾燥した性質に対抗する温かくて油性の性質に対応しています。

また、ごま油よりさらに良いのはごま油よりも熱性の高いマスタードオイルです。マスタードオイルは、アーユルヴェーダでは最も温める作用が高いオイルだと言われています。

冷えに良いオイルマッサージの方法

適量(たっぷり目)のオイルを手に取り、オイルを手のひら全体に伸ばし、親指や手全体を使ってマッサージします。そしてそれを足の裏にも塗っていきます。片足につき 5~10分ほどじっくりマッサージしましょう。

白湯で排出機能を高める

冷えでお悩みの方には、排出機能がうまく働いていないという状況が起こっていることがあります。

そこで排出機能を高めるのにオススメしたいのがお白湯を飲むことです。お白湯は体を温めるだけでなく、利尿剤として働いてくれますので、体内に溜まった老廃物を排出する手助けをしてくれます。

お茶もお白湯と同様の効果が期待できるか?というと答えは✖︎です。お茶(特に緑茶、紅茶、麦茶)は味でいうと渋みに分類されます。アーユルヴェーダでは渋みは体を冷やす効果があるため、体がほてって体温をさましたいという人には有効ですが、冷え性の方には温かいお茶であっても冷えには逆効果となります。

お茶はコーヒーや紅茶に比べるとカフェインなどの害も少なくビタミンやミネラルなどが含まれていて健康に良いという考えもありますが、冷えという問題においてはお茶の”渋み”が関係してきますので注意が必要です。

どうしても白湯だけでは飲みづらいという方におすすめしたいのは、渋みがなく体を温める効果のあるマリーゴールドやカモミールなどのハーブティです。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です