遂に最終勝負の時が!最後はどんな結末を迎えたのでしょう。
今回は、武井咲さんが“銀座の女王”を演じた、松本清張の不朽の名作『黒革の手帖』の最終回についてお伝えしたいと思います。
黒皮の手帖 最終回の視聴率は?
2017年9月14日ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系最終回が放送されました。
そこで、気になる視聴率は…..というと、
最終話平均視聴率は、13.0%でした。
最終話では武井咲さんは、自己最高平均視聴率を記録し、全話平均視聴率は11.24%と出ています。
13年前に放送された、米倉涼子版の【黒革の手帖】(2004年)の平均視聴率は15.7%だったため、残念ながらそちらには及びませんでした。
主演武井咲さんの妊娠発表があってから、視聴率の低下が心配されましたが、逆に宣伝効果となったのか注目度が上がったようで、妊娠発表後の7話で視聴率は11.8%まで上昇ました。
最終回の平均視聴率は13.0%という結果、有終の美を飾ることが出来ました。
視聴率低迷期にさえ、10%越えを維持し、視聴者を増やし続ける事ができた、武井咲版「黒革の手帖」でした。
黒皮の手帖最終回あらすじ(ネタバレあり)

黒革の手帖·最終回の視聴率、あらすじをまとめます。
銀座界隈で、元子が行方不明や夜逃げしたなどという噂が流れる中、安島富夫(江口洋介)から渡された『都知事の政治団体に献金した1億の領収書』が入った封筒を手に、『カルネ』で村井に長谷川に取り次いでほしいと頼み込んだ。
そしてもう一度長谷川庄治(伊東四朗)と会う約束を取り付けた原口元子(武井咲)は、長谷川の前で領収書を差し出した。
「この献金で、会長の息のかかった建設会社に、羽田空港の滑走路の拡張工事を請け負わせたってことですよね…?
この領収書が明るみになれば、贈収賄容疑で間違いなく都知事も会長も逮捕されます。」
何度どん底に突き落とされても諦めず『カルネ』の権利を返すよう迫る元子に、長谷川は「ゆとり世代は何を考えているのかわからんと聞いていたが、君の度胸には感服だ。」と言い、ついに要求を受け入れることに。
『カルネ』の契約書を破棄し、そしてついに黒革の手帖『ルダン』を譲り受けることになった元子。
観念した長谷川が『ルダン』の覚書にサインをしたそのとき、思いがけない事態が起こる。
長谷川が発作を起こし、捺印を押す前に元子の目の前で息絶えてしまう。
不慮の事故とはいえ、緊急電話をすれば元子は警察に事情聴取を受けることになる…そして。
元子は長谷川の手を取り、覚書に捺印を押した。
その後、安島に助けを求め安島が後処理を請け負う事になる。
「俺はトラブル処理のプロ。」と言い、安島が行動にでる。
その場を去る元子に、不審な人影が…。
夜、警察の事情聴取を受けた安島から、元子は今後の指示を出される。
とうとう『カルネ』を取り戻すことに成功した元子は、その足で銀座へ向かう。ママとして店に居座っていた山田波子(仲里依紗)に「さっさと出ていきなさい」言い放つ。直前に支配人、村井亨(滝藤賢一)との衝突があった波子は元子に再び敵対心を向ける。
一方その頃、楢林謙治(奥田瑛二)と中岡市子(高畑淳子)のもとに国税局査察部が訪れる。脱税の疑いで『楢林クリニック』に強制捜査が入ったことで、市子は取り乱す。
元子は山田波子を店から追い出し、橋田常雄(高嶋政伸)や岩村叡子(真矢ミキ)に連絡をとる。『カルネ』のママとして再出発することを報告するが… 。
そこで、橋田から証拠とともに衝撃的な事実を明かされることになる。
覚書を手にしたその日、元子が死体を残して去った際の画像が携帯電話に収められていた。「君が殺したんだろう…?」と橋田に詰め寄られるが、「殺していない。」と元子は断固否定する。
怯える元子に、橋田は元子に身体の関係でもいいと詰め寄った。
その時…
警察が元子の元へ任意同行で事情聴取をするという理由で現れる。
防犯カメラに映っていた事実で死亡時刻に元子は長谷川と2人でいた事を指摘される。
元子はその事実を認め、警察に「長谷川と男女の仲であった。」「長谷川が銀座の女と一緒にいたことが、世間に明るみになれば長谷川の立場上迷惑になる。」と答えた。
元子とともに安島も同時刻に事情聴取を受けていた。それにより安島と元子のアリバイが一致したことで、元子は警察に解放された。
こうして銀座に戻った元子は、これまで通りの日々が続いていくことを願い生活を始めたある日…
元子に恨みを持つ波子が、市子と樽林の元へ行く。元子から黒革の手帖を盗むようにと市子に指示を出し、市子は元子から黒革の手帖を手に入れる。
そして、黒革の手帖を手にした市子は警察の元へ向かう。
安島の挙式の日、披露宴の直前に東京地検特捜部が安島の元を訪れる。
「ちょっとお話聞かせて貰いませんか?羽田空港の滑走路の拡張に伴う、斡旋·収賄の容疑です。」
同行をする為、挙式は中止ということになり式場を去る安島。
車に乗り込んだ安島は笑みをこぼす。
無事に『ルダン』を開店することが出来た元子の元には警察現れる。
元子も安島と同様の不敵な笑みをこぼし、ドラマのラストを迎えた。
元子(武井咲)の最後の不敵な微笑みが気になる!その意味は?
最終回のラストのシーンで武井咲がニヤリと不敵な微笑みを浮かべました。
とても意味深の微笑み、とても良かったと感じるのですが、その微笑みはどんな意味を含んでいたのでしょう。気になりますよね。
最後のシーンで微笑んだのは元子だけではありません。安島も奥さんも微笑みを浮かべました。
意味深が微笑みの意味を解釈してみました。
安島….ついに来たか(警察が)。どうにでもなれという思いの自嘲めいた微笑み。
安島の奥さん…前々から感じていた不安。それが結婚式当日に露呈したということで人生が狂ったことに対する自暴自棄からの微笑み。「あの女のせいで….。」という恨みもこもっていたのでは。
元子… 『ルダン』のママになるという夢を勝ち取った矢先にまた現れるとは。それでも、警察なんぞに私は止められない。私はどこからでも這い上がってみせる。という強気な思いが込められていたのでしょう。
とことん悪女な元子。「警察?警察が何よ。私は絶対負けない。」と心で叫んでいたのかもしれません。
まとめ

8回の放送ということで、少々短めのドラマでしたね。ドラマ放送中に結構の話題が登った武井咲さんですが、やっぱり綺麗ですね。着物もよく似合って美しかったです。
武井咲さんのお幸せなご結婚を願い、これからのご活躍を応援したいと思います。
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