かに鍋にはタラバガニとズワイガニどっちが美味しい?おすすめのだしレシピも!

冬の美食の一つに上げられるカニ!中でもカニ料理の人気料理としてかに鍋は外せませんね。かに鍋に向くかにの種類はタラバガニでしょうか?ズワイガニでしょうか?またカニ鍋におすすめのお出汁(だし)のスープレシピも紹介します。

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カニ鍋に合うのはタラバガニ?ズワイガニ?

寒い季節になると、美味しい鍋料理で体を温めたくなりますね。

そして、人気の鍋料理としてあげられるのがカニ鍋です。

でも、カニ鍋に使うカニ、タラバガニとズワイガニのどちらが鍋料理に合っていて、美味しく食べることができるのかな?と考えたことはありませんか。

そのお答えは、かに鍋を美味しく食べられるオススメのカニはズワイガニです。

ズワイガニの特徴は?

でもどうして、ズワイガニが鍋料理に向くのでしょう。

その理由を検証していきたいと思います。

ズワイガニは硬くなりにくい

鍋料理の特徴として、他の具材と一緒に煮込むため火を通すことで身がしまって硬くなってしまうと、せっかくのカニの身が存分に楽しめませんよね。

火を通して身が硬くなるのは、筋肉の部分です。

筋肉たっぷりのタラバガニに比べてズワイガニは筋肉量が少ないため、身が締まりにくい特徴があります。

生ズワイガニの味(甘みと旨み)を楽しむ!

スーパーでは一度湯がかれた状態のボイルがにと生のカニが売られています。

鍋料理には、ぜひ生のカニを使い、その旨みのエキスが出たスープまで楽しみたいものです。

ズワイガニは生の状態で手に入りやすいという特徴もあります。

タラバガニの場合は、流通量が少なくスーパーに並んだとしてもボイルした状態でのことが多いようです。

さらに、もともとの味に甘み、旨み、塩気を感じられるのがズワイガニ。お出汁のスープで食べるカニ鍋ではズワイガニの旨みが引き立ちます。この旨みエキスがでたお出汁で雑炊としてお鍋の最後をしめるのも最高です!

タラバガニの味の特徴としては、ズワイガニに比べて淡白だということ。お出汁のスープで食べるにはちょっと物足りなくて、味のアクセントを必要に感じる方もいらっしゃるようです。

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ズワイガニを楽しむ鍋の出汁スープの取り方

ズワイから出る出汁にも期待しつつ、お出汁のベースの部分にもこだわって、より美味しくカニ鍋を頂きませんか。

カニの旨みエキスを楽しむためには、ベースのお出汁は”シンプル”がキーワード。

やはり、カニと同じ海から取れる具材を作ったスープベースがいちばん合います。

簡単な基本の昆布だしの美味しい取り方ご説明します。

  • 鍋に水を入れ、昆布を2~3時間つけておく。
    (昆布には切り目を入れてよく旨みが抽出されるようにするのがポイントです。お水1リットルに対して昆布は20グラム前後が適量。)
  • 昆布を入れたまま鍋を中火にかける。
  • 沸騰する寸前に昆布を取り出す。
  • 味付けは、みりん、酒、塩少々、薄口しょうゆで。

もう少し味にアクセントを加えたい方の場合、かつおだしも蟹鍋に合います。

スープは多めにたっぷり用意しておくことをお勧めします。

お鍋で煮込んでいるとお出汁が足りなくなってくることがありますが、その時にお水を加えてしまうと、お出汁の美味しさが半減…。

さらに、お雑炊用にもたっぷりお出汁ああれば最後まで美味しくカニ鍋を味わうことができます

カニ鍋に合うおすすめの具材は?

せっかくのカニ鍋なら、お鍋の主役はカニに任せてしまいましょう。

お鍋料理だからと、お好みの具材をあアレヤコレヤと入れ込んでしまうと、何が主役だかわからないごちゃ混ぜ鍋が出来上がってしまいまいます。

ということで、カニ鍋に合う具材、合わない具材を紹介していきます。

カニ鍋におすすめの具材

欠かせないのは白菜とお豆腐。ズワイガニから出る旨みのある出汁の味が素材を美味しく仕上げてくれます。

お出汁との相性が合う、あまり主張しすぎない具材として他には、
水菜、長ネギ、にんじん、もやし、エノキ、しめじなど。

春雨もお出しがしみて美味しく出来上がります。

肉類がカニだけではもの足りないな、という場合にはやはりカニの仲間でありながら、主張しすぎない魚介類をお勧めします。

タラなどの白身魚、エビ、お肉が欲しい場合は薄味で作った鶏肉の肉団子などがおすすめです。

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カニ鍋にNGの具材

香りの強い野菜はNGです。

春菊やセロリは、せっかくのカニの良い香りもお出汁の味も消してしまいます。

また、ソーセージやウインナー、油揚げ、豚肉などはカニの旨みも香りも負けてしまいますので、
カニ鍋には合わない具材と言えます。

カニ鍋の最後はうどん?雑炊?

カニ鍋の最後はカニから出たお出汁を最後まで楽しみたいですね。

お鍋の最後はうどんや雑炊でしめるのが定番ですが、カニ鍋の場合は断然、雑炊がおすすめです。

カニの旨みがたっぷり染み込んだ雑炊の優しい味で満足度も100点満点に!

ご飯が柔らかくなったところで、溶き卵を落としてふんわりとした雑炊に仕上げるのもお勧めです。

最後の一滴まで楽しんでくださいね。

カニ鍋に用意するカニの量は一人何グラム?

かに鍋のズワイを満喫できる量はどれくらいなのでしょうか?

カニをメインにするか、お野菜もたっぷり楽しむかご家庭によるお好みによっても違いはありますが、目安としてのカニ鍋のカニの量をお伝えします。

せっかくなら物足りなさを残さずに、「カニを存分に食べた〜。」とカニ鍋を楽しみたいですよね。

他の具材も一緒に食べることを想定しても、カニの量は1人前(大人)300gほどが目安の量です。

カニをたっぷり召し上がりたいという方なら500gほどあれば十分な量と言えるでしょう。

お一人300~500gもあれば、雑炊用のカニ身の分までたっぷりと用意できるでしょう。

お子さん二人と大人二人の四人家族ならご家族で1kgという量を目安にされるのも良いかと思います。

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