野菜や果物が体に良いことは誰もが知っていることですよね!でも毎日食べる野菜に農薬がたっぷり残っていたら、体に良いはずの野菜が病気の原因に…。そんなの絶対イヤですよね!野菜についた農薬をしっかりと落とすための正しい洗い方を紹介します。
目次
残留農薬の多い野菜と果物
まず知っておきたいのは野菜や果物には農薬が使われていて当たり前という常識。
<残留農薬の多い野菜>
●セロリ
●プチトマト
●キュウリ
●ジャガイモ
●ホウレンソウ など
<残留農薬の多い果物>
●リンゴ
●桃
●ブドウ
●イチゴ
●ネクタリン
農薬の影響
農薬の使用量の基準は国により決まっていますが、日本の農薬の使用は世界でも多い方に分類されています。
それを聞くとかなりショックですよね。
一言で農薬といっても、いろいろな種類のものに分類されます。
それらを大きく分けると、以下の三種類に分類されます。
- 殺虫剤
- 殺菌剤
- 除草剤
<殺虫剤>
美味しい野菜は虫たちにも美味しいんでしょうね〜。
でも、虫に食べられてしまっては、農家は出荷することができなくなってしまいますね。
そこで、野菜に虫がつく前に虫を退治する薬として使われるのが殺虫剤です。
大きな畑で大量の野菜を育てる農家では、虫を一つづつ取り去ることは難しいですよね。
だから、一気に殺虫剤を散布し、虫たちに野菜が食べられるのを守らなければなりません。
<殺菌剤>
野菜や果物の敵は虫だけではなく、人間と同様に様々な菌からも悪影響を受け、病気になったりします。
菌が広がると、畑全体の野菜が一気に影響を受けることもあります。
<除草剤>
除草剤というのは名前の通り、畑一面に広がる雑草が育つのを防ぐ目的のものです。
雑草が生えてくると、畑の土の栄養分が雑草に取られてしまい、肝心な農作物がしっかりと育ちません。
農薬が及ぼす体への影響は?
このように、農家の方が野菜を育てるには、どうしても農薬の使用に頼らなければならない状況なのが理解できますね。
本当は体のためには悪いとわかっていても、仕方がないのです。
畑から出荷されるときに洗った状態で出荷されるものもあれ、芋類などのように土つきのままで出荷されるものもありますね。
スーパーで購入したジャガイモの土に混ざって白い粉がついているというのを見たことはありませんか。
あれはまさに農薬ですよね!
農薬を食べるとどうなるの?
野菜についた残留農薬を知らず知らずのうちに口にし続けると様々な症状が出てきます。
それらの症状を称して「農薬中毒症」と言われるのですが、
主に以下のような症状が出ます。
咳、腹痛、下痢、腹痛、嘔吐、頭痛、めまい、しびれ、けいれん、呼吸困難…
さらに、
知覚麻痺、運動麻痺、縮瞳・散瞳、意識障害….
などなど。
これらの身体的な悪影響だけでなく、私たち人間は精神的にも農薬からの影響を受けます。
うつや自律神経失調症など、近年増加傾向にある精神疾患も少なからず農薬の影響があるでしょう。
オーガニックの野菜が理想だけど…
オーガニック野菜のブームも健康ブームと一緒に続いていますが、オーガニック野菜のデメリットの面も大きく影響し、オーガニック野菜が主流となるのは難しそうです。
・オーガニック野菜は値段が高い
というのがその大きな理由ですが。通常売られている野菜の一般的な値段の1.5~2倍の値段のオーガニック野菜を購入するには家計を大きく左右します。
毎日たくさん消費する野菜ですからその影響は大きいですね。
さらに、
・オーガニック野菜を買ったけど虫食い野菜でがっかりした。
と、いう意見も。
オーガニックだからこその虫食いだという考え方もできるのですが、せっかく高いオーガニック野菜を買ったのに、捨てる部分が多くてもったいない….という経験をされたことのある方も多いようですね。
●減農薬野菜
●山地や農家の顔が見える野菜(地元の農協や道の駅で購入)
●農薬についての表示や説明がある
野菜&果物の農薬を落とす方法
野菜を洗っていて、粘っこさや表面の変なつやや粉っぽさに気づいたことがあるのではないでしょうか。
キュッ、キュッと力を入れてこすって水洗いをしても、粘っこさが残ってしまうんですよね。
野菜からのワックス!?と信じ込みながら気にしないようにしていたこともありましたが、それは大間違いでしたね〜(涙)。
農薬を口にして病気になるのは是非とも避けたいところです。
特に赤ちゃん、小さいお子さん、妊婦さんが受ける影響は多大なものです。
では、農薬を落とす野菜の洗い方を紹介していきます。
1.重層を利用する
重層で農薬が落とせる!?という考えは、『中和』の原理から来ているようです。
それは掃除にも言えることで、
アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使うと驚くほど汚れが落ちるという原理を利用した洗剤が販売されているのをご存知ですよね。
重曹の農薬除去効果に関しては、科学的な実験結果があるわけではないのですが、中和の原理から酸性の農薬などの野菜の付着物を、弱アルカリ性の重曹水で落とすことができる!という考えから来ています。
重層を使った正しい野菜の洗い方
- ボウルに重曹水を作る
●ボウル1杯に重曹(大さじ1杯)を混ぜる
*重曹は必ず食用のものを使用する - 野菜を重曹水に浸ける
●約1分ほどを目安につけておきましょう。
*浸け時間が長すぎると、野菜の栄養が流れてしまうのでご注意ください! - 重曹水につけた後、野菜を流水で洗う
野菜を重曹に浸けておくのは、付着した農薬が落ちやすくするためです。
2. 野菜用洗剤を利用する
もっと本気で野菜をキレイにし、安全に食べたい!という考えの方には、野菜用洗剤がオススメです。
こちらも重曹水と同じ原理で、アルカリ性の野菜洗剤が酸性の農薬を野菜から取り除くという原理と同じです。
さらに、弱アルカリの重曹水よりも強力なアルカリ性で、素早く農薬を取り去ることができるので、
時短を望む忙しい主婦の方にも野菜用洗剤の利用がオススメです。
中でもオススメは、農薬・雑菌・放射能を除去する効果があるベジシャワーです。
ベジシャワーを野菜にスプレーすると、このように黄色い液体が….
これが私たちが食べている農薬の正体ですね。
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