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ドバイで日本のしょうゆが輸入禁止に?その理由はアルコール?

観光地としても人気の中東の都市ドバイ(アラブ首長国連邦)で、日本製の醤油が禁止されたという衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。

禁止理由は宗教上の理由ということですが、その意外な事実と詳しい理由を調べてみましたので、お伝えしたいと思います。

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中東ドバイで日本ブランドのしょうゆが輸入禁止のニュース

海外の食事情といえども、日本ブランドの醤油が話題にのぼり、その突然の衝撃的なニュースには驚きましたね。

本件については、新聞各紙、ネットニュースやDubai Municipality(ドバイ市政庁)の公式インスタグラム等様々なメディアで伝えられ、注目を集めました。

ドバイで禁止となった日本ブランドの醤油とは、『キッコーマンの醤油』でしたが、出回っている同製品の日本の工場で作られたもののみが禁止になったそうです。

すでに国内に流通している製品についても破棄することが推奨されているそうです。

キッコーマンの醤油は、日本だけでなく様々な国で作られています。日本以外で製造された製品、アメリカ、オランダ、シンガポール、台湾、中国、カナダ などの各国製 キッコーマンしょうゆは引き続き販売使用を許されています。

なぜ日本製のしょうゆが禁止に?

アラブ首長国連邦は、イスラム教徒が多く住む国です。

そして、イスラム教の「ハラール(経典)」で禁止されているものの代表が、「アルコール」です。

イスラム教国ですから、アルコールが含まれていることは禁忌となるのですね。

 

キッコーマン本社によると

キッコーマン本社がこの件を知ったのが、メディアによる報道からで、アラブ首長国連邦側からキッコーマンには何の連絡もないままということです。

日本キッコーマンの公式ウェブサイトによると、日本製キッコーマンのしょうゆのアルコール含有量は、1.5-2%と記載されています。

今まで気にもしなかったしょうゆのアルコールについて分かってきましたね。

通のしょうゆのアルコール濃度ははおよそ2~3%

減塩しょうゆはそれ以上で5%程度

なのだそうです。

減塩しょうゆのアルコール濃度が高い理由というのは、普通のしょうゆから塩分をとりのぞくことで、保存性の問題が起こるためめ、保存料の代わりにアルコールを足して保存性を高めているからなのだそう。そのような製法で作られた減塩しょうゆには原材料名に「アルコール」と明記されています。

減塩しょうユニアルコールを加え保存性を高める理由は、しょうゆに白カビが発生することを防ぐためです。白カビは産膜酵母ともよばれていて、昔しょうゆも家庭で手作りしていた醤油づ時代には当たり前のように白カビが発生していたものをこして使用していたそうです。しょうゆに白カビつきもののようで、生えて当たり前のものなですが、製品にはなりませんよね。

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なぜ突然しょうゆが輸入禁止に?

201788日にアラブ首長国連邦のUAEの気候変動·環境省(Ministry of Climate Change and Environment)によって輸入·流通禁止が言い渡されました。

海外製キッコーマンしょうゆとの違いは?

「輸入禁止は日本の工場でつくられたしょうゆに限る」とはっきり新聞にも明記されていましたが、海外のものは許可されているのでしょうか。

キッコーマンがアラブ首長国連邦向けに輸出しているしょうゆは、シンガポールの工場でつくられているもので、それらはアルコールを含んでいないそうです。

イスラム教徒はアラブ首長国連邦以外にも、インドネシア、マレーシアなど東南アジア国々に多く住んでいます。

そのため、キッコーマン独自のノンアルコールのしょうゆを開発し、当初から各国との取り決めのためアルコール抜きの製品を正式に輸出していたとのことですが、ノンアルコールしょうゆ「ハラールしょうゆ」という名前で日本でも販売が開始されたようです。

キッコーマンによるしょうゆの製法

キッコーマンの説明によると、普通のしょうゆは大豆と小麦に食塩水をまぜ、発酵させて作ります。醤油を製造する過程でしょう湯を発酵させる際に、酵母によって、小麦に含まれる糖分から、ごく少量のアルコールが自然に生成されますが、自然発生したアルコールについては原材料名にも記載がありません。

ということは、現在禁止になった日本製のしょうゆというのは、個人的な輸出入で日本に売られている通常のしょうゆを持ち込んだもということなのでしょうか。

日本のしょうゆが注目された背景とは?

今回は、突然のニュースに驚いた方も多いですね。これはドバイでも日本食が現地の食文化に深く浸透しつつあることから、醤油をはじめとする日本独自の調味料類についても認知度が上がっていることの表れだと受け止められます。

韓国地でもあるドバイには日本食レストランが多く、寿司を始めとする日本食を現地の人も観光客も手軽に食べられるのだそう。

現在(2017年現在)ドバイには、寿司屋を含め日本食が食べられるレストランが約100店舗はあると言われています。

日本食人気の高まりは世界共通のようで、2013年には和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました

日本の食文化が世界的にブームとなっていることが再確認できるニュースだったということですね。

日本の他の発酵食品はどうなるの?

日本で古くから親しまれている発酵食品は他にあり、しょうゆ以外にもみそや酢も日本製のものはアルコールを含んでいます。こちらは輸入禁止になったという報道は今の所ありません。

子供や妊婦への影響は?

私たちが日本で購入するしょうゆにアルコールが含まれていたとわかると、子供や妊婦への影響が心配になりますね。

キッコーマンは、妊婦や子どもへの影響に対する問い合わせには以下のように回答しています。

”つけたりかけたりして少量使う分には特に心配はないと思われます。とは言え、ご心配であれば過熱調理にご使用ください”

気になる方は、日本でも販売されたという「ハラールしょうゆ」をご使用になられても良いですね。

*ハラール認証とは、イスラム教が経典で禁止している豚肉やアルコールなどを使わないなどの戒律に従って製造していることを証明する認可証です。


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