スポンサードリンク

夢を継ぐ者達オペラ座の舞台裏ドキュメンタリー映画の内容と見どころ

パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏を描き出したドキュメンタリー『Backstage』(原題)邦題は、『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』が2017年7月に日本でも公開されましたね。

最古にして今も最高峰と評価されつづけられ、バレエ界の歴史を作り続けるバレエ団『パリ・オペラ座』の舞台裏、圧倒的な芸術美と伝統の継承に迫る、感動のドキュメンタリー映画です

スポンサードリンク

パリ・オペラ座バレエ学校とは…

1661年、ルイ14世によって設立された王立音楽アカデミーを起源とするパリ・オペラ座バレエ学校。今から356年も前に設立されたということになります。

パリ・オペラ座バレエ団のダンサー達というは、356年の歴史と伝統を誇るその学校を卒業した、いわばフランスの舞踊芸術の筆頭ともいえるエリート達なのです。

そして、そのバレエ界のエリートダンサー達のオペラ座での日常を描くドキュメンタリー映画が『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』。

『ロパートキナ 孤高の白鳥』や『至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~』のマレーネ・イヨネスコ監督の最新作品です。

映画の中で扱われているバレエの演目と出演者は?

本作では、『ロパートキナ 孤高の白鳥』のマレーネ・イヨネスコ監督がメガホンを取り、全編を通して古典からコンテンポラリーまで多数の演目が登場します。

不動の人気を誇るエトワール、マチュー・ガニオがマリインスキー劇場で披露した『ジゼル』。

プリンシパル、ウリヤーナ・ロパートキナのリハーサル模様。

アニエス・ルテステュが指導するエトワールのアマンディーヌ・アルビッソンやプルミエール・ダンスーズのオニール八菜の『ラ・バヤデール』

などのダンサーが登場します。

▼▼オペラ座で活躍する日本人ハーフバレリーナ八菜オニールの経歴やプロフィールは▼▼

八菜(ハナ)オニール世界的バレリーナ経歴プロフィール身長や両親について紹介

スポンサードリンク

『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』概要

 

登場する演目
「ジゼル」「夢の伝説」「ジェニュス」(ウェイン・マクレガー振付)「パキータ」「pas/parts」(ウィリアム・フォーサイス振付)「輝夜姫」(イリ・キリアン振付)「ラ・バヤデール」等

監督:マレーネ・イヨネスコ(『ロパートキナ 孤高の白鳥』『至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~』)

出演:マチュー・ガニオ/アニエス・ルテステュ/ウリヤーナ・ロパートキナ/オニール八菜/バンジャマン・ペッシュ/ウィリアム・フォーサイス
アマンディーヌ・アルビッソン/ジョシュア・オファルト/エリザベット・プラテル/バンジャマン・ミルピエ/ジャン=ギョーム・バール/ローラン・イレール/ジェレミー・ベランガール/ステファン・ビュリヨン/ギレーヌ・テスマー

『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』の内容は?

バレエ映画をライフワークとしているイヨネスコ監督が今回焦点をあてたのは、バレエ界で伝統を受け継ぐ者たちの姿。

パリ・オペラ座の舞台では、当然ながらダンサー達は皆華やかな衣装をまとって踊ります。

でも、映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』には、その華麗な舞台の場面はほとんどありません。映し出されるのは、舞台裏のダンサー達…レッスン用のレオタードや練習着で努力を重ねるリハーサル風景が中心です。

「パリ・オペラ座」という、過去から未来へとつながる長い歴史の一つである夢の舞台をつくりあげるための本当の彼らの姿を見ることができます。

ナレーションなしの舞台稽古の風景。会話は、インタビューやリハーサル中に交わされるわずかな言葉とダンサーのコメントのみの中で、映画は進行していきます。

特に強く印象を残す場面は、ヌレエフの遺作となった『ラ・バヤデール』にて、アニエス・ルテステュがエトワールのアマンディーヌ・アルビッソンやプルミエール・ダンスーズのオニール八菜へ指導する師としての姿。

そしてその指導風景を憧れと尊敬の眼差しでみつめるオペラ座バレエ学校の子供たちの眼差しにも注目していただきたいと思います。

バレエ団の伝統の引き継いでゆく姿

伝説のダンサーであり、80年代に芸術監督を務めたルドルフ・ヌレエフは数々のスターを見出し、レパートリーを一新してウィリアム・フォーサイスなど現代作品を積極的に採用。後に彼は若手の育成にも心血を注ぎました

現在、ダンサーの指導にあたるアニエス・ルテステュは彼の意志を受けた世代にあたります。ヌレエフ世代から現役トップダンサーたち、そして未来のエトワールたちへ伝統が受け継がれていきます

また、不動の人気を誇るエトワール、マチュー・ガニオのダンサーという職業に対する本音、彼が新作品に取り組む様子、マリインスキー劇場で披露した『ジゼル』、ウリヤーナ・ロパートキナのリハーサル風景なども観ることができます。

見どころはやはりバレエを伝承する姿?

本作品は。あらかじめ用意されたセリフなどないドキュメンンタリー映画。

練習風景で交わされる数少ない言葉にこそ大切な意味が込められています。伝統を作り、繋げるという大役を担った講師陣とダンサー達の一言一言の言葉の重みにも注目してください。

より美しい踊りへと、演目の中の人物を演じるための指先足先にまで渡る表現を目指して日々鍛錬を重ねるダンサー達。そしてかつは同じ立場で舞台で踊っていたけど、現在は指導する立場にある講師陣は、マニュアルではない自己の経験から芸を伝える職人の世界のようにも受け取ることができます。

一丸になってより素晴らしい舞台を作り上げようとする大きなエネルギーを感じることができます。

どれだけ熟達した経験者が「芸」を伝えようとしても、最後は本人の心次第というのが本当のところ。

少々ネタバレになりますが↓

舞台上で優美な姿をみせるガニオが、リハーサル中には「怖い」と一言。それに対し教師陣は

「自分をコントロールして、もっと強くなれ」と告げる。

技術に表現力をどれだけ学んでも、気持ちが強くなければオペラ座の大舞台に立つことはできません。今教える立場にいる講師陣達もかつて同じような苦難を乗り越えてきた経験から現在に至る姿を丸ごと次の世代へと伝えようとしています。

オペラ座という「歴史と伝統」からのしかかるプレッシャーを常に感じながら、舞台の上で踊り、輝き、感動を与えるダンサー達の勇気ある姿に感心しないではいられない感動作です。

▼▼オペラ座で活躍する日本人ハーフバレリーナ八菜オニールの経歴やプロフィールは▼▼

八菜(ハナ)オニール世界的バレリーナ経歴プロフィール身長や両親について紹介


スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です